あら! いいじゃない
 2013年は「スワン家のほうへ」出版100周年である(らしい)。
まずはめでたい、
めでたい(ことかどうかはわからねど)とりあえずはこの新訳第5巻目。


 「私」の社交界デヴューがある。
背景に歴史的な「ドレフュス裁判」がある。
で、
この長編兼大河小説の中心的なテーマは、
吉川センセが巻末に書いているように「人が現実と呼んでいるものの実態は何か、
人間や社会の認識にいかに主観が関与しているか、
それを考察すること」にある(らしい)。

 と、
とりあえずはそのように、
かように理解しておいて、
男女間のうごめく官能の煌めき、
はたまた痴話喧嘩の面白さ、
第三者からすれば滑稽感極まる異常なまでの可笑しさを味わうことができるのが、
この第5巻。


 「私」の一家が引っ越した「館」のオーナー夫人、
彼女がオリヤーヌ・ゲルマント夫人。
その夫人をオペラ座でちらりと見たことから、
彼女にぞっこん惚れてしまった「私」は彼女の甥に何とかコネを見出し、
もっと接近しようと画策する、
このマメさ、
いつものスケベ心。

 さらにおもしろい話もある。
この甥サン・ルーの愛人というのが以前「私」が20フラン(約1万円)で交渉を持った娼婦というのだから。
あああ、
サン・ルーは彼女に年間5000万円もつぎ込む・・・・・っていうような、
こういう展開は読者として実に嬉しくなってしまう。

 結局、
このサン・ルーと愛人ラシェルは相当おかしい痴話げんかを大胆に繰り広げるけど、
はたしてどうなるのやら・・・・・
 そうそう、
この彼女の口癖というのが「あら!いいじゃない」。
失われた時を求めて(5)――ゲルマントのほうI (岩波文庫)

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