試験対策でない方にも使える

韓国語能力試験を受験する気はないが，韓国語は上手くなりたいという方も多いと思います。

本書は，単なる受験対策本ではありません。
内容的には練習問題とそれに対する解答と解説が，初級対策「表現編」「理解編」「総合演習」，中級対策「表現編」「理解編」「総合演習」という分類で構成されています。

練習問題として扱われている表現は，本来試験に出題されそうな表現ですから，日常的に使用頻度の高いものであったり，間違いやすい表現であったりしますので，むしろ試験対策が目的でない方のための解説本といっても過言では無いと思います。

問題形式ですから，自分のレベルを確かめることもできますし，何といっても「解答と解説」が親切なんです。

私は新大久保語学院の動画教室でお世話になったことがありますが，李志暎先生が長年にわたって日本人に韓国語を教えてこられた情熱が込められているような気がします。