わが子に代わる　わが子はいない

わが子との関係に悩む方々の体験が身にしみました。
きっと、
それぞれの方が、
わが子を心の奥底でほんとうに大切に思っているからこその悩みと葛藤なのでしょう。

そして、
子育てに奮闘する親御さんたちをあたたかく応援してくださっている両先生の真心のこもったメッセージが心にしみました。

そんなあたたかな感動につつまれたとき、
子育てで本当に大切なことは何か？　ということに気づかせて頂ける御本だと思います。
子どもの心が見えてくる「魔法のメガネ」かけて子育てすることは、
子どもたちだけでなく、
親自身もしあわせな人生を生きることなのだろうと思いました。


子育てする父親も母親も、
子どもたちも、
みんな一人一人が違う個性をもっている人間だから、
マニュアル通りの子育てはできないのだろうと思います。
ですから、
子育てにおいて、
すべての親にとって必要なのは、
子どもの存在そのものを愛おしいと思う心なのだと思います。
子どもの存在そのものを愛おしいと思う心は、
自分自身が親に愛された記憶からうまれるものなのかもしれません。


ところが、
わたしは、
親に愛された記憶が悲しさや寂しさや怒りや憎しみなどで覆い隠されてしまっていて、
「わが子を愛したいのに愛せない」「自分自身を愛することができない」という悲しく寂しい苦しみを感じていました。

心のデトックスによって悲しさや寂しさや怒りをデトックスし、
自分が生まれてきたときや子ども時代に愛されていた記憶を取り戻し、
親子の原点に帰ることができました。
自分自身と子どもと夫と家族の存在そのものを愛おしいと感じ、
家族の絆、
親子の愛と信頼の絆をむすぶことが、
しあわせな家庭を築いていくスタートラインのような気がしました。


子どもの潜在能力を引き出す手助けをしたり、
子どものしあわせを大切に見守りながら、
子育てができる今のしあわせを満喫していこうと思います。
親子としてこの世に生まれてきた縁の絆を大切にしたいです。


わが子に代わる