過去に生きてやしませんか
各章のエッセイのほとんどが『巴里の空はあかね雲』や『私の人生アラカルト』とか70年代の過去のものからの引用で、
その後に岸さん以外が書いたガイド文が続く全体の文章構成です。
新しい書き下ろしが少なすぎて、
その点ではなんともがっかりしました。

本当は年齢とともにもっともっと前向きな岸さんを期待してましたが、
この2006年の時代に、
出てくる文章がこれでもかこれでもかと50年代から70年代の話ばかりで、
結局は他の女性と結婚するために離婚させられたフランス人映画監督との30、40年前の思い出話ばかり。


読み終えて複雑な悲しい気分になりました。


写真のパートはとてもきれいで素敵です。
70過ぎて何でこんなにスラッとしたスタイルでおしゃれで優雅で、
パリの街に合う人なんだろうと。
でも遠い昔の出来事ばかりのエッセイとのアンバランスや、
他の引用ばかりの読者に対して安易な出版姿勢を考えると、
この映画のひとコマのような数多くの写真が現在の岸さんの本当のライフスタイルを忠実に表現しているのだろうか、
とも思えてきました。
(初めに出版社が考えついたコンセプトありきの半分フィクションのよう、
ではないことを望みます)

あと1つ気になったのは、
パリでは浮浪者も哲学者に見える、
と誰か言いましたが、
何度か文中で出てきたセーヌ川の浮浪者との飲み交わすお話。
岸さんの気さくな一面である一方、
日本では著名な女優岸さんが隅田川や代々木公園の浮浪者とは間違ってもそんなことしないだろうなあと思うと、
ただ単に白人にあこがれている日本女性にも悲しいかな見えます。


次回は100%書き下ろしのもっと未来志向の前向きなエッセイを期待します。
私のパリ 私のフランス

その他の感想

あったんだ!
自由度の高いレースゲーム。
概ね分かりやすいが、一部「なぜそうなるの?」と納得できない部分も
流石ハンター
小型で変換効率が良く安価なのでお気に入り。
すごく満足しています。
旧版をお持ちの方にもお勧めです
つめこんだなぁ
値段の割りには使い心地は悪くないかな?
ディアルモンド x-155に使用
複数の充電池を充放電するとき専用
イラストは綺麗なんですが
みんなでアクアを応援しよう
ランニングにはやや不向き
「どっちもUSB」が仇に・・・
良い傘をやっと見つけました
本物のようなほのかな灯火です
個人崇拝の閉鎖的な集団は危険です。
なかなかの読み応え
「涼風青葉」のフィギュアとしては・・・
わりと満足
押井守「の」うる星やつら(追記:Blu-ray版について)
フェイスは大きめ
原作ではなく参考ではないのか?
秒針の音が時計っぽくていい!
教養として読むには良い本
***原点***
「言語と入力」画面に「物理キーボード」が表示されない端末で、刻印通りに使えました
ディスプレイ平面部分のカバーはほぼ完璧
いいものを探しあてました
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