新設大学における(学問の進歩を無視した)熾烈な学内政治の実態
かつて東京教育大学は「発展的解消」の名分の下に筑波大学へと改編された。
本書は、
その新設草創期における情報学類内部の熾烈な学内(恐怖)政治の実態を多くの実名とともに描いた快著(といってもよいと思います)です。
(旧文部省がこの新設大学をいわば「食い物」にした実態もよく理解できました。
)非常に面白く、
内容に引きずり込まれてあっという間に完読しました。
読めば分かる一書。


痛感させられたのは、
学者が政治をやりはじめるとロクなことはないなということです。
なまじ純粋な方が多そうなだけに、
恨みは尾を引くというのか、
立ち回り方が汚いというのか、
学問的な業績のレベルと人品骨相が(このケースでは)比例しなかったということなのでしょう。


本書はおなじみ「ヒラノ(平の)教授」シリーズの第4弾。
(私憤を抑えた著者の公平な書き振りにはいつも感服しています。
)なお一点だけ、
副題には「日本のソフトウェアはなぜ敗れたのか」とあり、
著者いわく「日本のソフトウェア科学の未来は、
筑波の成否にかかっていた」(199頁)とのことですが、
その学問史的(あるいは科学史的、
産業史的)な全体像は、
本書だけでは論証できませんし、
また論証されてもいないように思いました。
(他方で、
本書がそのための重要な文献となるのは間違いのないところではあります。


大学における学内政治を乗り切るための指南本に是非(笑)。
工学部ヒラノ助教授の敗戦 日本のソフトウエアはなぜ敗れたのか

その他の感想

マスクパッドの色
もふもふ第二弾!!
思ったよりハンドル太めで、握りやすい!欠点は、切りかき部分が、V字型じゃなく、U字型であること
健康賛歌。または勝谷誠彦氏の息づかいを感じる電子雑誌。
これ決して安くはありませんよ・・・
香りが気に入った。
孤独のグルメ with アイリス
初めてのコレクションケース
ジェファソンが愛した黒人奴隷サリーとその末裔たちに、建国の父たちの実像を感じる
澄み切った声が素晴らしいい。CDでは聞けない。
もうすぐ71歳になります。
毎回この製品を使っています。
タイトルに騙されるな!
純正品だから差別化されていません
1000円前後の価格帯のドライバとしては、最良の部類だと思います。
可愛らしいふたり
手持ちの靴ひもが切れたので。
おっちゃん
007
これでも純正?使うたびにイラつく
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かわいい包丁です。
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