コミュニケーションと心についての、ワクワクさせる講義
 前著『小鳥の歌からヒトの言葉へ』(岩波科学ライブラリー)で、
ジュウシマツの歌のなかに「文法の種」を探り当て、
また共著『ハダカデバネズミ』(岩波科学ライブラリー)では、
裸で出っ歯のネズミたちがつくるユニークな社会を紹介した著者。
本書は、
そんなおもしろい研究を続けている著者による、
待望の最新刊である。

 本書の主題は、
コミュニケーションと心。
全4回の講義で、
コミュニケーションの生物学的定義、
言葉の起源、
感情を表す正直な信号、
そしてつながるためのコミュニケーションなど、
関連するトピックを縦横無尽に論じている。
もちろん、
ジュウシマツにハダカデバネズミ、
それに歌うテナガザルやダンスをするゾウといった、
愛すべき動物たちが今回も登場している。

 なかでも興味深かったもののひとつが、
単語と意味についての「相互分節化仮説」だ。
言葉の誕生以前に、
たとえばわれわれの狩りと食事の際にそれぞれ歌が歌われていたとしよう。
そこで、
それらの歌における共通フレーズが切り出され、
そしてそれが状況と対応づけられ、
やがて(たとえば「みんなで○○しよう!」という)意味をもつようになった、
というのである。
こういった説がどれほど妥当するものなのか、
「(感情の)踊る砂時計モデル」や「心の他者起源説」などとともに、
ぜひ本書を読んで検討してみてほしい。

 また、
内容のみならず、
「つくり」もすぐれている本書である。
とくにハダカデバネズミの「弱チュー鳴き」やジュウシマツの見事な歌が出版社のウェブサイトで聴けたのは、
読者としてなんともうれしいところ。

 そんなこんなで、
本当にワクワクさせてもらった1冊であった。
待っていた甲斐あり。
「つながり」の進化生物学

その他の感想

ボトルの選択に注意が必要
実は小さめ
そうじが。
食洗機と台の間に水が溜まってカビる!
性能までは確認できてませんが
朝に香りを楽しんでます
きびご飯
1個目は不良品でした
ラベルが非常に通しにくい。
やはり・・・
ガチャピンのケースと一緒に購入
画質が抜群によかった!
出来、不出来を気にせずに続けようと思っています。
ハマった。
本日商品着→返品
動物病院推奨で
美味しい~♪
壊れた。。
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商品写真の色は加工?
やっぱり日本の高品質。
明るく。
うるさい。
共依存についてわかりやすいけど…
子どもの自宅学習用と自分用に購入 学校用よりも木目がコートされていて少しだけ高級感があります。
歩きやすく疲れにくい
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