「知らない悪魔よりなじみの悪魔」
「放射線によって起こりうる健康被害について、
あちこちの情報源がえてして相反する
情報を掲げていれば、
誰でも混乱し、
放射線による害のリスクを下げるために何が
できるのかがわからなくなる。
そもそも、
自分が放射線でがんになるリスクはほかの
日常的ながんリスクと比べてどうなのか? そうした至極まっとうな疑問に対しては、

率直で、
正確な情報にもとづく、
信頼できる答えが提示されてしかるべきであり、

私たち著者はそれを目指して本書を書いた」。


「人びとは原子力発電を化石燃料による発電より怖いものと見なしがちだが、
それは
多くの人が自動車の追突事故で死ぬより飛行機の墜落事故で死ぬほうを怖がるのと
ほぼ同じようなものである」。

 安全保障等が絡む問題なだけに、
「私たち著者は推進派でも反対派でもない」との
一応の前置きは持った上で、
原発をめぐる筆者の見解はほぼこの一言に集約される。

では、
なぜそう言えるのか? ということを、
原爆をはじめとした過去の事例からの
疫学的なデータを参照しつつ、
時に高校化学、
物理レベルの基礎にまで立ち返って
論じた一冊。


 各種放射線治療、
検査について「患者は担当医に実施の理由、
具体的な利益、

浴びることになる線量を確認すべきである。
……担当の医師がそうした質問に
答えられないなら、
あなたはおそらくよからぬところにいる」。

 そもそも著者のゲイル氏は被ばく者医療の世界的権威、
本書はその射程として、

原発や核兵器に限らず、
医療における放射線利用も重要なパートとして含む。

そうした自らの主体的選択のための材料としてまずは有益。


「運がきわめて悪くもありかつ良くもあった160人もの被爆者が、
広島と長崎の両方で
原爆投下に居合わせたにもかかわらず命を奪われずに済んだと考えられている」。

 殺人加害者国の民がほざく、
かくもふざけた物言いも確かにある。

 中立を装いつつも、
石炭発電の弊害を論じるに、
ローテクなアメリカの発電施設の
データを持ち出すのもどうかとは思う。
放射線と冷静に向き合いたいみなさんへ-世界的権威の特別講義

その他の感想

木製まな板削りにトライしてみた。
プラグイン、まずはこの本に紹介されているものから試してみては?
病院で勧められて
トムはやはりプレーヤーだった!
内容物に疑問が
知らなかった世界
まぁ良いです。
金食い虫のイーグルス
Magna Fiftyに取り付けました。
付録が豪華!
レンズ部分が思ったより小さい
アマゾンに対するクレーム(その2)
ドアパネルと簡単組立が良いですが
白髪染め後に
HDDからmSATAに換装
なかなかみたいです
関羽が主人公で猫耳で……関係なく良作でした。
初体験です
アメリカン・サムライ
素敵なプレゼント
公務員を目指して
期待の水準が高くなりすぎていて・・・・
純正の吸着盤ベースよりアーム部が長い
キャリア開発について考えるきっかけになりました
変換コネクタよりも便利かも
価格はとても安かった・・・
「残念でしたねえ」(会場、爆笑)の謎を解く一冊
これは良いわ
戻る