絶対見るべき作品

「ハードコア・ポルノグラフィー」「芸術作品」
…人によって評し方は様々ですが、
どんなレッテル貼りも無意味です。

これはあまたある映画の中で数少ない「絶対見るべき作品」のひとつです。


ほぼ全編が情事のシーンという映画ですが、

男と女がほんとうに好きあった時、
その果てに何があるのか、
それを描いています。


松田英子の演じる定は、
好きな男にのめり込む女の純粋さ・狂気・かわいらしさを表していますし、

藤竜也の演じる吉蔵はその女の気持ちにどこまでも応える男の器量の大きさを示しています。


それにしても、
藤竜也も松田英子もえらい！殿山泰司も。

よく演じてくれました。


もう再販の予定はないのでしょうか？
でも無修正版を見る方法があります。

ブルーレイを見られる環境にあるなら
amazon.comから（amazon.co.jpではなく）
In The Realm Of The Senses(The Criterion Collection) [Blu-ray] (1976)
を購入してください。

大島渚が表現したかったものがそこにはあります。