過去作の亡霊、美化されたイメージとの戦い
 毎回購入している相棒BDが届いたが、
各話のサブタイトルを眺めて、
印象が薄いというか、
あまり覚えていない話が多くてちょっと苦笑い。
放映中も、
毎週楽しみに見てはいるものの、
思わず唸らされる作品は極端に減ったよね。
ただこれはよくよく考えれば、
毎年2クールと、
1年の半分の放映を続けながら、
最新作が13シーズン目という長きに渡っての作品なんで、
見る側の慣れというか"飽き"もあるんだろうと思う。
刑事ドラマというジャンルと、
ぶれるわけにはいかない個々のキャラ設定はもはや奇をてらうことを許されないし、
動機やトリックだって、
そんなに新しいものが産み出せるわけもない。
そう考えると、
相棒はよく頑張っている方だと思います。


 で、
実は一番大きいのが過去作の亡霊との戦いなんじゃないかと。
自分もそうなんだけど、
過去のイメージって美化されやすくて、
そのメージ上の"傑作"と比べて「今の相棒は〜」ってなっちゃう傾向があるんじゃないですかね。
Season11のレビューでも書いたんだけど、
改めて1話づつ見返すとどれもこれもやはり面白いんですよね。
だからか、
なんでこんなに印象が薄いんだろうなって思うと、
恐らくは視る側のハードルがどんどん上がっちゃって、
並の傑作(?)ではもはや満足できず、
ごくごく標準的な通常回だと「駄作」認定されやすいんじゃないかな。
亀山・神戸時代だって、
全てが傑作なわけないんだけどね。
今作でいうと「原因菌」「目撃証言」「右京さんの友達」「待ちぼうけ」なんて、
過去作の中でもかなり上位にランクされてもいいと思うんだけど、
こうして改めて見返して、
やっとその良さに気付く感じなんだよね。


 ただやはり全体的にはツメの甘さを感じるのも事実。
いろんな脚本家が、
過去の傑作(イメージ含む)を超えようと少し気負って、
骨太なプロットを考えるんだろうけど、
動機・謎解き・殺人方法などどこかほんの少しずれた惜しい作品が多く、
結果それらが「駄作」になっちゃうんだと思う。
「顔」「共犯者」「かもめ」「ヒーロー」なんか、
その意味では惜しい作品。
それでも冷静にまとめてじっくり鑑賞すれば、
やはりレベルの高い作品が多く、
マンネリ打破に向け、
新しいことに挑んでいるからこその「駄作」なんだと再認識できました。
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