これが最高傑作。売れ線絶頂だった80〜90年代より良い

このあとも作品は出てたんだっけ。
とりあえずこれが自分の持ってる最後のﾁｬｹﾞｱｽ。
しかしこれは素晴らしい。
全体的にはｾﾋﾟｱ色がかったﾚﾄﾛなｲﾒｰｼﾞをたたえた、
大人のﾛｯｸ。
しかし要所要所でｷｬｯﾁｰさも忘れてないし、
随所にｱｺｰｽﾃｨｯｸな小曲を入れてるのも気が利いてる。
捨て曲なし。
特に、
中盤、
「ﾊﾟﾗｼｭｰﾄの部屋で」から、
飛鳥、
ﾁｬｹﾞの曲ともに冴えわたり、
最終曲「告白」まで息もつかせぬ構成。
やはり飛鳥のｷｬｯﾁｰな「ﾊﾟﾗｼｭｰﾄの部屋で」、
渋くて泣ける「C-46」、
力強い「ﾛｹｯﾄの樹の下で」などが強力だが、
ﾁｬｹﾞの「夢の飛礫」や、
「凛」も泣かせる。
ﾊﾞﾌﾞﾙ期の「RED　HILL」あたりも名盤だが、
ﾐｭｰｼﾞｼｬﾝ、
ｱｰﾃｨｽﾄとしては、
さらに圧倒的に成長しているのではないだろうか。
演奏のｸｵﾘﾃｨも、
そこらの洋楽ﾛｯｸを軽く超えている。
言うことなし。