この本を読まずして日本の政治を語ることは無意味な超重要本
表紙はあまりに素っ気なくて、
「?」と思ったが、
一言、
素晴らしい本である。


日本人であれば誰でも疑問に思っているであろうことを、
その根源に遡って読み解き、
極めて分かりやすく解説している。
全ての日本人が知るべき、
知らなければならない、
現在の日本の置かれた状態を理解するための極めて重要な事実が列挙されている。


「基地」に関して言うと、
米軍基地について詳しく定めた日米地位協定によって在日米軍にはいわゆる「治外法権」が認められていることはすでによく知られているが、
日米地位協定の運用について毎月話し合う「日米合同会議」と呼ばれるものの存在は衝撃だった。
官僚のトップ達と在日米軍のトップ達が毎月顔を付き合わせて話し合い、
そこで屈辱的な妥協を、
さも当たり前のよう繰り返すのである。
さらに、
ここに出席していた官僚はその後、
目覚ましい出世をすることになっているというのだ。
官僚がアメリカに頭が上がらないのは当然のことである。
政治家がいくら米軍基地を追い出そうとしても官僚が全く言うことを聞かず、
政権を潰そうとするのだから政治家が主導権を握れるわけがない。


この構図がそっくりそのまま原発にも当てはまり、
日米原子力協定の存在と、
アメリカべったりの官僚のために、
これまでの原発政策を日本だけの考えで勝手に変更することは許されないのである。


そしてこの本最大の見所の一つは、
様々な見解のある「日本国憲法を誰が作ったのか?」という問題に対し、
GHQが作ったものであることを、
疑う余地のない証拠の提示によって結論付けていることだろう。
GHQが「占領者は占領地の現行憲法を尊重する」というハーグ陸戦条約を破って作った(作らせた)ことは、
日本国憲法に正当性がないことを意味している。
これらのことを国民共通の前提としない限り、
憲法改正に対する国民の同意は得られないだろう。


と、
主なポイントを書いただけでこれだけのボリュームになってしまったが、
実は書きたいことはまだまだ山のようにある。
日本政治の裏の法体系をくっきりと見せてくれることで政治に関する様々な問題の本質をスッキリと理解することができるようになる。
これほど素晴らしい政治関係の本は見たことがない。

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