ゼロから立ち上げる哲学を説く
「賛成する人がほとんどいない重要な真実は何ですか?」本書の冒頭に置かれたこの質問に答えられる者だけが社会を変える起業家になれる資格がある、
と著者のピーター・ティールは言う。
彼は、
Facebook、
リンクトイン、
イェルプ、
テラス・モーターズなどを発掘したことで高名なベンチャー・キャピタリストである。
母校スタンフォード大での彼の講演をまとめたのが本書である。


タイトルが示すように、
ティールは豊富な経験を基に「社会を変える新しい何かを創造する企業をどのように創り出す」方法を理論化している。
最も強調しているのが、
既存のもののコピーではなくて「世界を変えるようなイノベーション」である。
それが見つかれば小さな市場でスタートし、
独占市場に育て上げよ、
と言う。
そのためには自分の頭で考えて、
10年先の未来の具体的なイメージを描けなければならない。
「重要な真実」を見つければ、
ちゃんと計画を立てて、
大胆に投資して全力で取り組むのだ。
偶然に頼ったり、
分散投資したりしていては、
成功は覚束ない。
また、
他の成功を真似て不毛な競争に晒されるのは利益が上がらず、
自滅する道だと断言し、
競争を忌み嫌っている。
独占こそが起業を永続させ、
高い利益を挙げ続ける唯一の方法であると推奨する。
競争による自滅の例としてアメリカの航空業界を挙げ、
独占による高収益の例として検索エンジンのグーグルを挙げる。
ティールによれば、
そもそもビジネスの目的は新しい価値を社会に提供するためであり、
誰かを打ち負かすことではないのだ。


よきスタートアップを図るための起業ポイントを7つ挙げている。
 1.エンジニアリング、
2.タイミング、
3.独占、
4.人材、
5.販売、
6.永続性、
7.隠れた真実。
ここでの詳解は避けるが、
私が印象に残ったのは以下のことである。
創業者の重要な仕事は、
初めにやるべきことを正しく行うことであり、
土台に欠陥があっては偉大な企業を築くことはできない。
少人数で俊敏に仕事をやり遂げないといけない。
創業者の給与を低く抑え、
身なりに気を使わずに、
懸命に働け、
と説くのである。
ゼロ・トゥ・ワン―君はゼロから何を生み出せるか

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