やっと日本語で読める本格的なTSR2のモノグラフが出ました。
  世界三大「悲運の名機」(評者の個人的分類)の一つ、
BAC TSR2のモノグラフである。

(ちなみに残りの2機はXB-70、
CF-105である。
誰も訊いてないか・・・)

  評者が本機をはじめて知ったのは、
故佐貫亦男先生の筆になる「飛行機の本」(カッパブックス 1969)であるから、
既に40年以上前で、
読み返してみたら開発が中止されたこともしっかり記述されていた。
この本に掲載された情報はごくわずかなもの(小さな口絵写真1枚と新書1ページ弱の短い記述のみ)でしかなかったが、
それでも純白に塗装された鋭角的なスタイリングと、
下方に大きく折り曲げられた翼端は強く印象に残った。
それ以来、
TSR2に関して日本語で読めるまとまった記述は、
評者が知る限り本書がはじめてである(あ、
「蛇の目の花園」は別ね)。


  しかも、
その内容は開発開始から中止までの顛末、
機体設計、
テストパイロットへのインタビューなど盛りだくさん、
また写真も短い現役当時のものと、
2000年代に入ってから完成した復元機のものを取り混ぜており、
「おなかいっぱい」感を味わえる仕上がりである。
(例によって誤植もあるが。
この価格でこれだけの情報が得られるのであるから、
瑣末なミスは気にしないほうが健康によいと思う。
)

  全104頁の内訳は、
カラー写真21頁、
カラー側面図3ページ(2ページは計画、
架空のもの)、
モノクロ写真30頁、
モノクロ線図はカッタウェイが見開き2頁+図面4頁、
残りが本文。


  カラー写真は製造過程、
試験飛行、
コクピット(おそらく実機)及びモックアップの爆弾倉内部、
復元機の細部写真などから構成され、
本機の美しい姿態がよくわかる空撮写真も含まれる。


  モノクロ写真は設計/開発プロセス、
試験飛行、
復元機細部写真の三部構成となっており、
変わったところでは試験飛行の部分で2ページにわたり、
本機のテストパイロットのポートレートが含まれる。
おそらく本文の執筆も担当されている岡部いさく氏の編集方針(「ほらほら、
こんな人が飛ばしてたんだよ^^」)と思われる。
BAC TSR2 (世界の傑作機 No.164)

その他の感想

こんなに違うのかと驚きました。もちろん星五です。
穏やかに過ごせそうです。
サウンド トラック
3匹の犬がイカつい
ファンならより楽しめる作品です。
プチ贅沢 値段は割高だと思いますが、使用・見た時の、ときめき・ワクワクの感覚が上々。
待望の特命車
品質がよい。
母のお気に入りになりました。
リニューアル前から飲んでます
明るさには満足ですが・・・
旧型ACアダプターが活用できます。
題材はユニークだが……
ガンは゜死ぬとの恐怖から解放されました
軽くてとても使いやすいです
ホムセンなら180円
懐かしい味わい
過度な期待無しに、なかなか良い
安価ですがつくりはしっかりしています
クローゼットの整理に
ページをめくる手とやりこみが止まらない!
社労士試験に合格!
まじかみ
値段以上のクオリティですが、サイズ、フィット次第です。
アップデート来て……
小さいので狭いところにも入る
厚すぎる
電流流せない
幸運な一枚、幸運な一人
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