初回特典CDについて

ジャケットが秀徳の二人でCDも緑色のレーベルなのに、
中身は火神のドラマという、
知らないで買った人を戸惑わせそうな組み合わせですね(笑)。
でも、
中身は正に「featuring 火神大我」にふさわしい、
火神の魅力がきちんとフィーチャーされたドラマになっていると思います。
趣味と特技の設定も遺憾なく発揮されています。

舞台は夏休みの海の家。
出演者は火神のほかに木吉・コガ・水戸部、
そして桐皇より青峰と桃井。
そう、
主役であり火神の影である黒子が、
今回は不在なのです。

そこに物足りなさを感じる人もいるかもしれませんが、
その分「普段火神が黒子以外の人とどんな風に接しているのか」というのが良く分かる構成になっていて、
新鮮な楽しさがあると思います。

きちんと火神を主軸にして活躍（？）させつつも、
他のキャラもみんな親しみを持てる見せ方がされていて添え物感はほとんどありません。
かといって偽者状態で悪目立ちしているわけではないのもポイントが高いです。


何か大きな事件が起こったり、
お腹を抱えて笑い転げるようなシーンがあるわけではありません。
時間軸がちょっと整合性が取れてないのが気になる人もいるかもしれません。
なので人によっては盛り上がりに欠けるかもしれませんが、
総合的に見ればアニメの特典ドラマとしては十分なものに仕上がっているのではないかなと思います。

是非とも火神ファンのお手元に届いて欲しい一枚です。
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