ドキュメンタリー映画の傑作のひとつ
フランスの秀逸なドキュメンタリー映画の登場。

春から夏へと、
日本全国に上映館が広がった作品。

DVDでも是非ご覧いただきたい。


4人の子どもの「通学路」の姿を映している。

そのシンプルな構想の奥に、
「世界」の様々な課題や問題、
そして「生きる力」の煌めきが見えてくる。


ケニアのジャクソン、
11歳は片道15kmの通学路を2時間かけて妹のサロメを連れて進む。

サバンナの大地が通学路だ。
毎年、
象に襲われて、
数名の子どもが命を落としている場所だ。

父親は、
通学前に無事を神に祈るのだ。
途中、
サロメが「ひとりじゃなくてよかった」とつぶやく場面が、
善い。

ジャクソンは聡明な少年だ。
そして、
妹を守ろうとする責任感がひしひしと伝わる。


アルゼンチンのガロス、
11歳は5歳年下の妹ミカイラとともに、
馬に二人乗りして18kmの道のりを進む。

パタゴニアの大平原、
そして山々は険しく、
崖は危険だ。

しかし、
愛馬キベリトは、
何とも優しく穏やかな眼をした馬だ。

落ち着いて断崖を歩む。

その安心感と人と馬の信頼感が、
映像から暖かくそして頼もしく響くのがたまらなく善い。


インドのサミュエルは、
13歳だ。
足に障害を患い、
歩行ができない。

ボロボロの車椅子を2人の弟が押して通学する。

片道4kmだが、
1時間30分くらいかかる。

でも、
辛さ、
悲痛さが存在しない。

3人は、
笑い飛ばして生きるのだ。


モロッコの少女ザビラは12歳。

2人の友達と月曜日の早朝に、
22kmを4時間かけて全寮制の学校に出発する。

金曜日に再び、
家に帰るのだ。

少女たちが住む土地では、
女性が学ぶことを善しとしていないのだ。


アップとルーズの映像のコントラストが見事だ。

ルーズは、
通学路の広大な大地を描く。

広大さの中には、
過酷な野生と自然の残酷も隠れている。

息をのむ大地の威容だ。
世界の果ての通学路 [DVD]

その他の感想

あれば便利なSK ダボ用マーキングポンチ DP-6
【新刊】憲政史家の倉山満氏が「拒否権」をもとに、明治の政治史を振り返った1冊です。当時は、政争を繰り広げながらも、スケールの大きい政治家が多かったんだなあと思いました
稀代の目利き
働いている人、全員に読んでもらいたい!!
かわいいものがギッシリ!
いいですねぇ、これ。仕事がはかどります。
消耗品。でも必需品
他のガイペロン級よりもパーツのフィッティングが向上
ZERO3の最終進化型!
そこそこ面白いんだが・・・
単純すぎ
いい球です
コスパ最高、お勧めです。
サラッとして、よく眠れます
きせかえプレートにも使えた‼
良い曲のオンパレード!
第10版も相変わらずの良書です
余計な機能が無いので使いやすいです。
付けないよりは付けたほうが…
nattu
初心者から中級者の方におすすめできます
保温保冷を気にされない人には間違いのない選択だと思います。
椅子の座板が弱い
どうしても再現できず…
中身は少ないが、納得の良書
吟味した結果通りでした
ハミングフレアの方が・・・
ホルン最高❗
面白いですが、一寸難しいのではないかと・・・
もうなんかグリフィス側の話の方が面白い気がする・・・
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