君はもっと出来るだろ!?って言われてる感じ

今年デビューした新人漫画家として、
読ませて頂きました。
正直、
内容はシビアです。

自分がいかに自分に対して甘いかということを実感する一冊です。
ですが、

現状に満足してしまった時、
ネームを直しても直しても納得がいかない時、
編集者との付き合い方に悩んでいるとき…
確実に背中を押してくれる一冊になります。
なので繰り返し読もうと思います。


●内容について
特にジャンプ五代目編集長の堀江さんのお話は必読です。

「自分の担当作家の才能を信じ」、
「有名作家のアシスタントの元へ修行へ行かせ」、
「編集長と対立しても、
自分の"面白い"という気持ちを貫き通す」。
自分も担当編集とこんな関係を築きたい、
と心から思いました。


新條まゆ先生「売れたいという気持ち」「アドバイスをどこまで採用するかの線引きを自分でする」
甲斐谷先生は「スピードの大切さ、
逆算して仕事を進める方法」「努力する才能が無い人は諦めた方が良い」
二宮先生「ジャンルじゃなく、
どう生きるかってことを描いている」

夫婦漫画家のうめ先生ときづき+サトウ先生の、
ポストイットを使ったネームの作り方、
「捨てる」技術等は
実践で試したいと思いました！