優れた音楽映画が、また一本。
ちらっとこの映画の内容を知っている人、
この作品は、
あなたの予想通りに進展します。

でもそこから受ける感動や流れる涙の清冽さは、
予想を超えているでしょう。


『アマデウス』がモーツァルトの音楽を、
クラシックという枠や教科書的なものから解放したように、

この映画はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲に、
生命を吹き込んでいく。


映画の作りは、
堅実、
丁寧、
適確(監督はフランス人。
基本はフランス映画で、
役者はロシア人。
舞台は両方)。


最初はロシアの映画だと思って見ていたので、
『ジプシー・キャラバン』や『耳に残るは君の歌声』
(J・デップ主演)に出演した、
超絶技巧ロマ・ヴァイオリニストが役者として登場し、
演技をしているのを見て、

(あれ?)と思ったが、
フランス映画だと知って納得。


少しずつ入るクラシック音楽が、
徐々に物語を盛り上げる。
複数はられた伏線が、
集結部ですべて収束される
(意外な裏切りもあり)。
全体は、
きわめてまじめで、
映画的だが、
コメディのトーンを最後まで堅持する。

そこが逆に映画的知性を感じさせてくれる。


*以下、
内容にふれています。


音楽映画でよくあるのが、
主人公が設定と違って楽器がうまく弾けなくてがっかりということ。

この映画は、
例外的なことに、
超美形の主演(助演?)女優ソリスト(メラニー・ロラン)が、

みごとにヴァイオリンを弾きまくる。


彼女は、
クライマックスを構成する演奏の中で、
自らの血に目覚めていく。
それを自覚していく中で、

その切なさと、
哀しさと、
喜びを、
刻み込んだ眉間の皺や、
うつむきがちの表情で表現する。
これが絶品。

これを物語の核にしているところに、
この映画の奥深さ、
大きさ、
広がりがある。


ひとつのメルヘンというか、
ファンタジーですが、
このメラニー・ロランの名演が、

作品に実体と現実味を与えている。
オーケストラ! スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

その他の感想

見て楽しむ中つ国観光のガイド本
白癬菌退治に
エロ本より買うの恥ずかしい(//∇//)
つま先が、きついです。
印刷業界とテクノロジーを俯瞰できる1冊
チェキに書く時などに使えます
2012年発売のプリンターでは無意味
食べに行ってよし!作ってよし! 餃子好きなら永久保存版!
この本だけで合格します。
ちょうど良いしなやかさ
味はね‥‥’rz
まだまだスプラトゥーン
買って正解◎
電源OFFが・・・
キューブゲームはもっと評価されるべき
英検準2級を受験する事に決まったので情報集めに購入。
あーけーどすりむふぃっとじーんず
ビキニパンツ
う・・・美しい・・!
香りがよく汚れも落ちやすい
一言で言えばマゾゲー(笑)
速くて動作も良好。
気に入っております!
エコロジーと資本主義の融合
巨人が居なくなった後のガルガンティア
家電評論オーディオまるごとわかる本
対戦車ミサイル付き
やっぱり可愛い。。
日本人らしく西洋と対話することの重要性を説く著者の健全な持論に心打たれた
アマゾン大好き
戻る