消費者庁の結論：除菌効果無し、安全性うやむや

除菌効果が無いと行政指導を受けていたが、
大幸薬品で久々のヒット商品で数十億売り上げを出すようになってしまったために
いい加減な弁明をして罰金覚悟で売り続けた商品でしたが

消費者庁の判断は「わざと実験として効果が出るように仕組んだ環境以外では除菌効果無し」で結論がついたようです

前々から、
消費者庁に科学的根拠を出すように言われた際に
実験数値を隠したグラフ資料を出したりするような会社ですから信用できなくて当然です

しかも注意事項
　・貴金属を腐食させる恐れ
　・金属腐食で精密機器を故障させる恐れ
　・色物の繊維等への漂白作用がある
　・動物・植物のそばで使うと危険
　・寝室では成分臭がすると危険
　・不快な症状がある場合は使わないで下さい

注意書き見れば一目瞭然、
特定環境以外で除菌効果も無いくせに、
安全性はこの状態

特に問題なのは「万一不快な症状がみられる場合は使用を中止してください。
」

これについては、
行政指導時の国民生活センターのPDF資料を見れば、
二酸化塩素除菌を謳った商品で病院にかかることになってしまった人が多数居た模様。


小動物の近くに置くなってのも、
この商品で小動物が死んだり植物が枯れたり
実害が多かったんでしょうね、
ペットを飼われてる方注意してください。


といっても、
売るために注意書きは小さくしか書かないので気がつかずに買って…という人が殆どなんでしょうけど

とにかく、
人間に対しての注意書きが
大幸薬品「具合が悪くなったら病院行って下さい」
　　　　　　「消費者庁さん注意書き書いたから文句言うなよ」

この態度はどうかと思います、
多くの化粧品、
医薬品会社はとりあえず人体への安全第一で製品開発している中、
行政指導は無視するわ、
けんか腰な対応を続けて商品を売り続けるわで異例だと思います。


あと、
この売り出した当時からこっそり二酸化塩素の濃度を変えてます