リアルな可能性

養老さんが４人の仕事師と語り合い、
対談形式にまとめた新書。

テーマは食卓と家族、
農業、
漁業、
林業。
日本の現在を語り、
未来の可能性を探る。

養老さん曰く、
「こういう日本人がいれば将来も大丈夫。
」

仕事とは、
こんなに広く深いものだと教えられるし、
そこにまだまだ可能性が秘められている。

モノの見方、
考え方をちょっと変えれば、
日本の若者の行き先も楽観することもできるのだ。

田んぼを耕さずに米をつくる。
海の生態は森と密接につながっている。
間伐によって山を守り、

林業を再生することができる。
養老さんの持論「参勤交代」を後押しするような話題も。


日本の仕事（産業）を再生するためには、
国家がその枠組みや制度で方向を示し、
自ら障害を
取り除く気づきと努力を続けなければならない。
本書のようなフロントランナーに本当の問題
を学び、
自ら思考しなければ！