貧困問題を可視化する新たな視座
本書の意義は、
貧困問題を可視化するために「ハウジングプア(住まいの貧困)」という新しい視座を提示したことにあると言える。
ホームレス対策、
ネットカフェ難民対策等、
それぞれ個別の問題として分断して論じられてきた課題を、
「ハウジングプア」という観点から包括的に捉え直す視野を提示する。


ハウジングプアとは、
本書によれば「貧困ゆえに居住権が侵害されやすい環境で起居せざるをえない状態」と定義され、
その内訳は、
1.屋根がない状態(路上、
公園、
河川敷など)、
2.屋根はあるが、
家がない状態(ドヤ、
施設、
ネットカフェ、
サウナ、
カプセルホテル、
友人宅、
飯場、
病院など)、
3.家はあるが、
居住権が侵害されやすい状態(借家人の権利を制限する契約内容の賃貸住宅など、
会社名義の賃貸住宅)とされる。
ハウジングプアの内訳は便宜的なものにすぎず、
一連の状態は地続きものとして捉えられる。
例えば、
日払いの収入がある場合は2の状態にあるがそれがなくなれば1の状態に移行したり、
3の状態から追い出し屋被害に遭い、
1や2の状態に移行する等、
それら状態間の関係を総合的に捉えなければ、
的確な対策は打てないからだ。


本書を通して著者は、
日本の住宅政策がいかにお粗末であるかを検証し、
それと同時にハウジングプアをなくすために、
月収10万円で安心して暮らせる社会を目安に、
住宅政策がいかにあるべきかを提起する。


また、
本書の各章の間にコラムのような形で、
路上生活経験者や追い出し屋被害者等のハウジングプア状態経験者の人生録をまとめる。
これがたいへん興味深く、
価値がある。
各コラムの挿絵や表紙に使われる、
イギリス人画家ジェフ・リードによる絵も印象深い。
ハウジング・プア

その他の感想

他の物で代用は可能だが、有れば便利。
なんという今イチ感
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