学問的な部分と一般向けの面白さがうまく混在していてずいずい読める。
 マグロについての本格的な調査が開始されるころからマグロを研究し続けている著者。
その話は分類や形態・生態といった基礎だけではなく、
漁方やマグロのおいしさについてなど、
身近な話題も豊富。
学問の部分と身近な話の部分がよい感じで混ざっているので、
すいすい読んでいるうちにマグロに詳しくなってしまう気がした。

 たとえば第2章は分類。
1属7種それぞれの特徴、
見分け方から始まり、
すみわけやそれぞれの味の話まで載っている。
実はまず「マグロはサバ科」というところからちょっと「目から鱗」であった。
「イチゴはバラ科」と知った時と同じ、
よく知っている生き物のあいだにつながりが見えてくるとみかたも変わる、
という感じであろうか。
第三章の形態と生理生態では、
骨の比較などが詳しい。


 著者の仕事のまとめが、
5章の進化と類縁の話。
ここは全般がわかっていないと理解しづらいところかもしれない。
実際読んでみると、
ポイントは第一章に書かれていたように思えた。
そのあとの数章は、
自伝的な思い出話の香りが強い。


 著者はこれらのさまざまなマグロの面を知ったからこそ、
全体が見える話を書くことができたのだろう。
「一種を極めると、
全体も見えてくる」そんなことも感じる一冊であった。
マグロ学 一生泳ぎ続ける理由とそれを可能にする体の仕組み

その他の感想

逆さにしたらこぼれます。
ミニプラグ側の嵌め合い不具合。
口広でピクルスや漬物に便利
リマスター版 出してほしいです
らしさを抑えて,らしさを生かした一冊
少し分かりづらいところも有りますが
若干の違いが
高山節冴える
エミリーに続け
テレビの楽しみ方が広がる
人見知りの例が自分を見てるようだ
パラっとめくってサラっと読む
全登場人物好感度ゼロ。
噛み応えがあっていい
コーヒーの教科書として最適。
信じられない〜
最近のは音しません
毎日脚の治療に使う
内容が多い
中島健人くん初主演!
これはデジカメ展示規格品のため、購入。
内容は問題なかったが…
男のアイテム!
風は入ってくる
不良が無くて良かった〜。
メーカー品なのに
スクラムについて網羅的に書かれた手引書
1日もたず残念
OSの切り替えが便利だ!
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