日本文明の流れに位置づけた西田哲学!
 著者は経済学者で哲学者ではありませんが、
近代日本文明の流れにおいて西田哲学を位置づけ、
人間西田を前面に押し出して西田の思想史的意義について明解に説明しています。
西洋近代哲学を摂取しつつ、
日本独自の哲学を樹立しようと日々苦闘していた哲学者西田の人生を見事に述べています。
西田哲学の独自性は西洋哲学と日本思想を融合しながら「純粋経験」や絶対無の思想を生み出しました。
その経緯については納得できる解説ですが、
西田哲学の思想的解説についてはやや物足りなく感じられるのがやや残念です。
私が不満に思うのは、
著者が意識に現れたものを存在と考えているのではないかということです。
デカルトが「われ思う、
ゆえにわれ在り」という結論に到達したのは、
客観的真理を確立するためには認識する私の存在を前提しなければならないということではないかと思われます。
西田の純粋経験については、
主観と客観の統一と反省する私の自己意識が生じる以前の段階として述べられていますが、
主観と客観を意識の現れから考えるという現象学的認識論が前提にあると思われます。
それに対してデカルトの「思考する私」の存在は対象の外部に実在するものであり、
認識を可能にする働きそのものです。
デカルトが発見した自我が近代的自我と言われるのはこうした理解によるものではないかと思われます。
この点については西田自身の著作と哲学の専門家の著作をじっくり時間をかけて読むべきなのでしょう。
西田の思想から見れば、
主観と客観を統一する働きとしての純粋経験を可能にする場所は「無」と表現する以外に方法はないと思われます。
とはいえ、
これだけ西田の思想的核心に日本文明からアプローチした書物は類がなく、
その点にこの著作の意義があるのだと思います。
西田哲学への入り口として本書を薦めます。
西田幾多郎 無私の思想と日本人 (新潮新書)

その他の感想

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小さくて丁度いいサイズでした!
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