こころの重石が軽くなりました。

読後、
ラクな気持ちになれました。

定年を控えた中高年にとって、
これからの生活に明るい指標がなかなか見つけにくい状況です。

年金だけでは暮らせなさそう、
といって働き口はそうそうないだろうし、

趣味をたのしもうにもゴルフは仕事のつながり、
旅も出張ででかけたのがほとんど。

60を過ぎてなにをどうして暮せばいいのか、
ためいきがでそうな今です。

まだまだ元気なのだから仕事ができればなによりだけど、
と思っていたときの本書でした。

サラリーマンのよさも悲哀も、
個人事業のおもしろみも大変さも、
自らの体験として知る著者が、

わかりやすく、
読む人の立場を十分に汲んで、
ポイントを示してくれていました。

会社にいるうちに人脈を増やしておいて、
定年後は収入が減るのを覚悟のうえでこう働けばいい・・・。

そうしたアドバイスの数々は、
納得でき、
かつ気持ちが明るく楽になるものばかり。

高齢社会を生きるサラリーマンおたすけ本でした。