最低で、最高の漢 比企谷
文化祭実行委委員を任されてしまった比企谷はめんどくさがりながらも、
真面目に仕事をこなす。

そんな、
どこにでもある青春小説のような話だが、
この小説はやはり違う。

何が違うかといえば問題が起こったときの解決方法が違うのだ。


一般的に青春小説における文化祭はいつだって最高である。

その最高の結末は主人公の頑張りによるものである。

そして、
主人公は周りに認められる。
「お前がいてよかった」と。


でも、
比企谷が主人公のこの小説は違う。

自分が嫌われてでも最低で最も効率的な行動をとれる比企谷は、
やっぱり最低で
だからこそ、
文化祭を成功に導ける。
でも、
周りからは認められない。

最低な行動をとってしまったら、
周りから嫌われるのだ。

でも比企谷はそれを許容する。
嫌われているのに慣れているから許容する。


だから私は「比企谷は最低で、
最高の漢」という感想を述べたい。

自分が嫌われることによって周り全てを救ってしまう彼を漢と言いたい。

誰かが貧乏くじを引くのなら、
この主人公は自分で引いてしまうのだ。

自らヒールになるのだ。


それを漢と言わず誰が漢なのだろうか?

だからこそ、
この小説のヒロインは主人公に好意を持つのだ。

だからこそ、
読者はこの主人公を大好きなのである。


今回の話はこのセリフたちに集約される。


葉山の「・・・・・・どうして、
そんなやり方しかできないんだ」

雪ノ下の「・・・・・・本当に。
誰でも救ってしまうのね」

平塚先生の「比企谷。
誰かを助けることは、
君自身が傷ついていい理由にならないよ」そして、
このあとに続く言葉に集約される。
このあとに続く言葉は皆さんにも読んでいただきたい。


皆さんも、
最低のやり方で、
人に嫌われる行動で、
誰かを救い。
そして、
貧乏くじを引いてしまう彼の活躍を読んでください。
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