確かに大人でも読める
アマゾンページでの「内容紹介」では、
「動物絶滅事件の謎を解き明かすことで、
その生態と絶滅した真相を学べるミステリー図鑑……絶滅原因は、
科学的根拠に基づく最新の説を採用」とあって、
一寸した興味が湧いて衝動買いしたものだが、
冒頭漫画の導入部に”子供向けだったのか!”と落胆した。
ところがイラスト・図解等の多いことや殆どの漢字にルビが振ってあることを除くと、
案外大人向けの内容・構成なのである。
逆に言えば、
漢字のルビがあっても、
小学生レベルでの単独理解は難しいのではないか?と推察される箇所が散見された。


例えば、
絶滅原因を「火山活動」と推測する解説では、
「玄武岩」のアトラス山脈の分布、
「マグマ分布域」の図解、
「パンゲア大陸」の分裂など、
プレートテクトニクス理論を前提とする説明があったり、
また超新星爆発による「ガンマ線バースト」等といった概念がさらりと使われているが、
大陸分裂の仕組みや「ガンマ線バースト」自体の解説はない。
端的に言えば、
表現方法(全漢字のルビや図説イラスト)と内容のレベルが対象読者と一致していないような印象を受ける。


構成・内容は、
探偵が助手とともに古生代〜新生代(現代)までの、
代表的絶滅事象(動物)を取り上げる。
古生代では、
いわゆるビッグファイブ(五大絶滅)を順に取り上げていく。
まずオルドビス紀末の超新星爆発に伴う「ガンマ線バースト」説、
次にデボン紀後期の寒冷化と「温室効果ガス」(二酸化炭素)の減少説、
ペルム紀末の「スーパープルーム」(大規模火山活動)説、
三畳紀末の「パンゲア大陸分裂」による火山活動説、
そして白亜紀末の恐竜絶滅を引き起こした巨大隕石衝突説(「ユカタン半島」の「チクシュルーブ・クレーター」や「白亜紀末の地層」に観られる「イリジウム」に言及)といった具合である。


右要約中の「」で括った用語は、
本書でそのまま使用されている。
そして新生代の絶滅では、
人類が直接・間接に関わった動物に焦点をあて、
アウストラロピテクスやモーリシャス・ドードー(ドードー鳥)からニホンオオカミの絶滅まで解説、
付録として現在の世界と日本の主要な「絶滅危惧種」(CR・EN・VU)リストを掲げている。
このように、
本書の読者対象は内容からすると判然としないものがあるが、
本書カバーにある「大人でも楽しめる」は確かである。
絶滅動物 調査ファイル (「もしも?」の図鑑)

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