三浦展の新著と思い購入したら、おもに若手研究者の研究ノートを寄せ集めたような内容であった
三浦展の新著と思い購入したら、
三浦は巻頭言で6頁書いただけであった。
あと座談会で登場したが、
それだけ。
残りはもう一人の編者である藤村龍至の取材記事と、
8つの主に若手研究者による研究ノートを寄せ集めたような内容である。
その内容は玉石混淆。
浜崎洋介の「郊外論/故郷論」、
重松清の「定年ゴジラ」を視座に郊外を分析した柴田建、
そして松本真澄の「多摩ニュータウン再生」は読む価値があったが、
他は「何戯言抜かしているの?」、
と突っ込みたくなるほどレベルは低い。
そもそも、
郊外という概念に関しての理解が書き手によって異なっているのではないかとの印象さえ受ける。
若いからということもないだろうが、
不勉強な著者が数人いて、
本書のクオリティを大きく落としている。
藤村が行った3人の有識者の取材は興味深い。
上野千鶴子は流石、
現在の日本を代表する知識人の凄みを感じさせる。
藤村への駄目出しが読んでて愉快だ(よく、
そのまま出版したという点で、
藤村の潔さを評価したい)。
また、
ユーカリが丘の山万への取材も貴重な情報である。
ただ、
東洋大学の根本祐二教授への取材だが、
根本の寝言のような意見は、
なぜ彼に取材をしなくてはならなかったのか、
明らかなる人選ミスだと思われ、
興醒めな内容となっている。
政策投資銀行の部長もこの程度の理解しかないのか、
ということを露見してくれたという点では意味があるかもしれないが、
読まされている方は時間の無駄だ。
まあ、
編者も取材した後、
失敗したと思っただろうが、
没に出来なかったのであろう。
その気持ちは分からないでもないが、
それは結局、
読者を馬鹿にしていることに繋がると思う。
現在知vol.1 郊外 その危機と再生 (NHKブックス別巻)

その他の感想

リングの光が明るすぎる?
同価格帯の類書より少し情報量が多い
最早アッガイではない!
低負荷トレ
手頃です!
期待感大
作家・東野圭吾の貴重な自伝的エッセイ―東野作品をよりよく知るための手引きに!
日本酒
優しい♪そして限定版の特典CD
まさかRUNNERS HIGH REPRISEが音源化されるとは(笑)
半袖ポロシャツの下に着ました。
驚きでした!
残念・・・。
刃部が分解洗浄できるゴマ専用ミル!
ライブで使用
フィールドレコーディングには最適!
透明の紐がダメ
世の不景気はまだまだ続く…
アイスコーヒーに
AIMがしやすくなった
とても解りやすく解説しています。
プリント写真を読み取るのに充分
脳の神秘は奥が深い。
『父』になることに不安を感じている男性に向けられた作品
たかがホルダーされどホルダー
丁度知りたい事が書いてありました
サイズ感もGood
引いたカードを頭の中でブーケにします♪
戻る