「戦いと生き残りのバイブル」のエッセンスと時代背景を解説。分かり易い。
小学校高学年〜中学の時に吉川三国志にハマり、
夏休みには二回、
他の休みの度にも通読し、
かれこれ二十回近く読んだと思う…
その中に「孫子・呉子の兵法」「六韜三略」と頻繁に出て来たので、
子供ながら「孫子」に興味津々であった(解説中によく出てくるが、
講師も三国志ファンだろうか?)。
三国志の名将・軍師達のみでなく、
ナポレオンや武田信玄らも座右の書としていたと聞き、
子ども心に どんな本なのだろう?と思っていた。


そんな頃に父の本棚で見つけ、
鋭い分析や合理性に子供ながら仰天した。

戦いのバイブルと聞いていたにも関わらず「戦わずに勝つのが最上である」
というのは初め意表を突かれたが、
読むほどに納得した。


むろん子供では何分の一も分からないのだが、
三国志の中でも戦いの前に占いや祈祷をしていたのに、
孫子は徹頭徹尾合理的で、
冷徹とも言えるほどの人間の分析、
戦いの力学、
個々の戦法から大きな戦略、
戦いを通しての国家や組織論 まであり、
子供ながらその筋道立った書き方は衝撃的で、
とても大昔のものとは思えなかった印象がある。


それ以降、
プチ孫子ファンになり、
孫子の兵法の解説本(守屋氏、
湯浅氏、
他)・孫子(歴史小説)・ビジネス書としての孫子の解説本を数冊見てきた。

今回改めてこの冊子で孫子に触れ、
子供時代や若い頃には分からなかった部分、
今まで読み飛ばしていた部分、
古代の事ながら実は現代にも通じる部分にも気づいた。


例えば、
ここまで深い分析や洞察がなされるのは、
その時代に一つ一つの戦いが国家の総力戦で、
莫大な人命と国の存亡がかかるようになったからだという。

また、
ここまで人間心理の把握が為されているのは、
(将軍や親衛隊、
隊長達など命令が忠実に遂行されるプロの兵士は別として)兵卒達が普段は農民や漁民や猟師であり、
兵隊としてはアマチュア集団であったという事情かららしい。

・・それは、
新入社員を迎える企業にも、
あらゆる人間集団にも応用できる知恵(法則)だろうと思う。


この言葉は知られていると思うが、
「国を全うするを上と為し、
国を破るは之に次ぐ」(敵国を保全したまま勝つのが最上、
激しく戦って勝っても、
敵国も自分も疲弊してしまう)。
『孫子』 2014年3月 (100分 de 名著)

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