現代語訳 文明論之概略 (ちくま文庫) の感想
参照データ
タイトル | 現代語訳 文明論之概略 (ちくま文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 福澤 諭吉 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480430380 |
カテゴリ | 人文・思想 » 哲学・思想 » 東洋思想 » 東洋哲学入門 |
購入者の感想
本書は福沢の著作の中ではどちらかというと難解な書物である。
昔、かの丸山眞男氏が「文明論の概略を読む」といういわば読書会(それもかなりレベルが高い)の内容を三巻の新書にまとめたものを読んだが、なかなかページが進まなかった記憶がある。
そこで「本書は理解できるのか」と思いつつ購入したが、さすが斉藤孝氏が現代語に直しただけあってわかりやすいものであった。
本書を購入するまでは斉藤氏が法学部出身ということを意識していなかったが、やはり福沢の書物は「政治思想」の意味合いも多く、法学部出身者の現代語訳であることがより理解しやすい文章になっていると思う。
充実した時を過ごさせてもらえた一冊である。
昔、かの丸山眞男氏が「文明論の概略を読む」といういわば読書会(それもかなりレベルが高い)の内容を三巻の新書にまとめたものを読んだが、なかなかページが進まなかった記憶がある。
そこで「本書は理解できるのか」と思いつつ購入したが、さすが斉藤孝氏が現代語に直しただけあってわかりやすいものであった。
本書を購入するまでは斉藤氏が法学部出身ということを意識していなかったが、やはり福沢の書物は「政治思想」の意味合いも多く、法学部出身者の現代語訳であることがより理解しやすい文章になっていると思う。
充実した時を過ごさせてもらえた一冊である。