自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫) の感想

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参照データ

タイトル自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ (ちくま文庫)
発売日販売日未定
製作者高村 友也
販売元筑摩書房
JANコード9784480434333
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論

購入者の感想

『自作の小屋で暮らそう――Bライフの愉しみ』(高村友也著、ちくま文庫)は、実際に自分で小屋を建てて暮らそうという人には、心強い参考書となるでしょう。一方、私のように不器用で小屋を建てられない人間も、想像の世界で十分楽しめる一冊です。

著者が名づけた「Bライフ」とは、何でしょうか。「一生寝転がっていても誰にも文句を言われない正真正銘の自分の土地と、ちょっとした小屋、それにフカフカの布団とお気に入りの本、おまけにインターネットでもできるような設備があれば・・・。だいたいこんな妄想がBライフの入り口である。Bライフとは、安い土地でも買って適当に小屋でも建てて住んじゃおうという、言ってしまえばそれだけのライフスタイルだ」。

「金もない、技術もない、知識もない、協力者もいない、そんな人でも、素人業の積み重ねでなんとなくそれらしいものを作って、なんだかんだで生活していく」。

生活を続けていくのに、面倒なことはないのでしょうか。「日常的にやるべきことはほとんどないが、週に一度、作業日というのを決めておいて、屋内外で作業をした後、汗を流すために銭湯に浸かりに行く。その作業とは、●生活排水や雨水を菜園に撒き、時間によっては菜園の手入れ、●屋内外の掃除、草むしり、●近くの湧き水で洗濯をし、生活用水を汲む、●町へ出て買い物をする――せいぜいこんなところである。唯一、毎日ある程度まとまった時間をかけて従事しなければいけないことといえば、夕食の準備と後片付けだ。土鍋とガスコンロで米を炊いて、何か一品おかずをつける。夕食が済んだら調理器具を水洗いして、お茶かコーヒーを一杯用意し、それからまた自由な時間が始まる」。

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