狼の口 ヴォルフスムント 4巻 (ビームコミックス(ハルタ)) の感想

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参照データ

タイトル狼の口 ヴォルフスムント 4巻 (ビームコミックス(ハルタ))
発売日2013-01-07
製作者久慈 光久
販売元KADOKAWA / エンターブレイン
JANコード登録されていません
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

中世アルプス、『狼の口』と呼ばれる関所を舞台に、スイスとオーストリア・ハプスブルク家の対立を描いた中世残酷物語マンガの第4巻。

3巻から続く関所を巡る攻防も、いよいよ終盤戦へ。攻城戦ではお約束の「煮えた油」が猛威を奮ってます。
他方、ハプスブルク家主力と反乱貴族との戦いでは、全身甲冑の騎士「Man at Arms」による会戦も描かれ、ようやく残酷なだけじゃない感じになってきました(笑)

巻末に収録されている外伝「ローマ教皇とスイス衛兵」は、のちにスイス傭兵と呼ばれ欧州で名を馳せた、ヴァルターたち山の民の末裔の話です。
ほんの数ページの話ですが、戦うことを生業とした者の名誉や忠義といった要素が胸を熱くします。

外伝の影響もあるでしょうが、何となく今までとは違う雰囲気に仕上がっていると思います。

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