中学数学発展篇 図形 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ) の感想
参照データ
タイトル | 中学数学発展篇 図形 改訂新版 (未来を切り開く学力シリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 橋野 篤 |
販売元 | 文藝春秋 |
JANコード | 9784163728308 |
カテゴリ | ジャンル別 » 教育・学参・受験 » 中学教科書・参考書 » 数学 |
購入者の感想
そもそも論として、これは「発展編」と呼べない。
間違いなく「基礎」である。そして基礎本として考えるなら☆3つだ。
構成方法の疑問としては、なぜ回答は本書から切り離せるタイプにしなかったのか。これに尽きる。
行ったり来たりするのが面倒である。
次に、別解がほとんど無い点が信じられない。
分野別の本を使用する人は、特定の能力に不安があるから使用しているのである。なので、問題を数秒・数分で解決できないはずだ。
いろいろ考えてそれを紙に書いたり、図に付け足したりしてようやく回答にたどり着き、答え合わせをするのである。あるいは途中でギブアップして答えを見るかもしれない。
そういった人々の回答手順は、本書と違う方法でたどり着いてる可能性が大いにある。
ましてやこの本の問題は、大多数に別解が存在するからなおさらである。
本来数学とは泥臭い回答でも問題は無いし、泥臭い回答を磨いて綺麗に見せてるのがほとんどだ。
それすらも知らない若者に別解を示さないのは本当に酷だと感じる。
別解を記する余裕がないのなら、文章で別解の方法を簡略化して書くのもアリだろう。(例:△の内角の和を多用して導く などなど)
分野別にまとまってる点では評価できるので、基礎をザックリ復習したい人・先行学習としてゆっくり勧められる中1〜中2の人にはある程度の効果を発揮すると思う。
間違いなく「基礎」である。そして基礎本として考えるなら☆3つだ。
構成方法の疑問としては、なぜ回答は本書から切り離せるタイプにしなかったのか。これに尽きる。
行ったり来たりするのが面倒である。
次に、別解がほとんど無い点が信じられない。
分野別の本を使用する人は、特定の能力に不安があるから使用しているのである。なので、問題を数秒・数分で解決できないはずだ。
いろいろ考えてそれを紙に書いたり、図に付け足したりしてようやく回答にたどり着き、答え合わせをするのである。あるいは途中でギブアップして答えを見るかもしれない。
そういった人々の回答手順は、本書と違う方法でたどり着いてる可能性が大いにある。
ましてやこの本の問題は、大多数に別解が存在するからなおさらである。
本来数学とは泥臭い回答でも問題は無いし、泥臭い回答を磨いて綺麗に見せてるのがほとんどだ。
それすらも知らない若者に別解を示さないのは本当に酷だと感じる。
別解を記する余裕がないのなら、文章で別解の方法を簡略化して書くのもアリだろう。(例:△の内角の和を多用して導く などなど)
分野別にまとまってる点では評価できるので、基礎をザックリ復習したい人・先行学習としてゆっくり勧められる中1〜中2の人にはある程度の効果を発揮すると思う。
高校の幾何が「どうしたらいいかわからない」という人は、そもそもこの中学生用の問題集から「どうしたらいいかわからない」問題ばかりかもしれません。
中学受験数学侮るなかれ。先取りというのか、高校1年生の幾何をほぼカバーしています。
かんたんな目安を言うと、これをしっかりやれば白チャート1Aの幾何の6〜7割は消化したも同然で、実際に1A幾何はかなりの部分が中学幾何への上乗せで終わります。
幾何は中学と高校で仕切り直したスタートはされず、同じ世界の延長として始まっていくので、「新しいナントカの定理…結局中学のあれじゃないか」という場面が何度もあります。
この本のいい所は2つ
これがあくまで中学の数学の範囲であるということ
そして中学生が自習できるほどやさしい解説であるということ、です
範囲は重要です。
中学の幾何と高校の幾何がごっちゃになったわからないカタマリのままでは、たとえ白チャートでも有効に進めません。
なぜなら白チャートはあくまで高校の数学が主軸だからです。中学のことは結構わかっているよね?という出発点で高校の数学をやさしく教えています。
中学のことがわかっていないかもしれない…という状態に向けた本ではないのです。
解説は、そもそも中学の教材なので、中1や中2の子が読んでもわかるぐらいやさしく詳しく丁寧に書いてあります。
ここからならばわからないはずが無いほどのスタート地点、そして到達点は白チャート幾何の半分はいける、と幾何にモヤモヤしていた人が探し求めていた夢のような教材です
自分のレベルがよくわからない、という方は試しにぱらぱらとすべてのB問題(一番難しいもの)を眺めてみてください。ここが判断するのに丁度いいです。
中学数学レベルを卒業していれば決してむずかしくなく、ちょっとしたパズル感覚で終わってしまうはずです。
逆に考えてすぐに道筋が浮かばない人は、ここまで曖昧に幾何をやりすごしてきたのではないでしょうか。高校幾何の前にちょっと寄り道をしてみませんか。
中学受験数学侮るなかれ。先取りというのか、高校1年生の幾何をほぼカバーしています。
かんたんな目安を言うと、これをしっかりやれば白チャート1Aの幾何の6〜7割は消化したも同然で、実際に1A幾何はかなりの部分が中学幾何への上乗せで終わります。
幾何は中学と高校で仕切り直したスタートはされず、同じ世界の延長として始まっていくので、「新しいナントカの定理…結局中学のあれじゃないか」という場面が何度もあります。
この本のいい所は2つ
これがあくまで中学の数学の範囲であるということ
そして中学生が自習できるほどやさしい解説であるということ、です
範囲は重要です。
中学の幾何と高校の幾何がごっちゃになったわからないカタマリのままでは、たとえ白チャートでも有効に進めません。
なぜなら白チャートはあくまで高校の数学が主軸だからです。中学のことは結構わかっているよね?という出発点で高校の数学をやさしく教えています。
中学のことがわかっていないかもしれない…という状態に向けた本ではないのです。
解説は、そもそも中学の教材なので、中1や中2の子が読んでもわかるぐらいやさしく詳しく丁寧に書いてあります。
ここからならばわからないはずが無いほどのスタート地点、そして到達点は白チャート幾何の半分はいける、と幾何にモヤモヤしていた人が探し求めていた夢のような教材です
自分のレベルがよくわからない、という方は試しにぱらぱらとすべてのB問題(一番難しいもの)を眺めてみてください。ここが判断するのに丁度いいです。
中学数学レベルを卒業していれば決してむずかしくなく、ちょっとしたパズル感覚で終わってしまうはずです。
逆に考えてすぐに道筋が浮かばない人は、ここまで曖昧に幾何をやりすごしてきたのではないでしょうか。高校幾何の前にちょっと寄り道をしてみませんか。