いま、「開国」の時、ニッポンの教育 の感想
参照データ
タイトル | いま、「開国」の時、ニッポンの教育 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 尾木 直樹 |
販売元 | ほんの木 |
JANコード | 9784775200704 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 教育学 » 一般 |
購入者の感想
中1の長男は小学校の時から、学校の集合教育では集中力が続かず、やる気も出ない子でした。そんな長男を見て、つい本人をしかったり、学校に何とか合わせていけるよう必死でした。それがかえって、本人に「自分はやる気も能力もないダメな人間」と思わせてしまったところがありました。ところが、中学入学と同時に数学だけ個別指導塾に通わせたところ、少なくともイヤではない、学校よりわかる、丁寧、コーチの学生が気さくで親切だと、自ら「続ける」と言いました。長男は単に学校のやり方に合っていなかっただけで、やり方を変えるとちゃんとできるし、意欲も多少出てきました。学校に子どもを合わせようとするのではなく、子どもに合った教育方法を用意してあげないといけないのです。その実感を、様々な面で裏づけ、確信させてくれたのが本書です。
学校に合わない子どもは下手をすると、「ダメな人間」と思わされてしまいます。子どもの成績や意欲に悩んでいる親の方々へ。子どもが悪いのではなく、子ども1人1人に適した方法を提供できない制度のほうが悪いのだと、考え方を転換して下さい。今すぐに学校制度は変わらなくても、考え方を変えるだけで親も子どもも救われます。
日本もぜひ多様な選択肢がある学校制度へと転換してほしいと思います。
学校に合わない子どもは下手をすると、「ダメな人間」と思わされてしまいます。子どもの成績や意欲に悩んでいる親の方々へ。子どもが悪いのではなく、子ども1人1人に適した方法を提供できない制度のほうが悪いのだと、考え方を転換して下さい。今すぐに学校制度は変わらなくても、考え方を変えるだけで親も子どもも救われます。
日本もぜひ多様な選択肢がある学校制度へと転換してほしいと思います。