「ストウブ」でじんわりほっこり幸せなレシピ―シェフに愛されるフランスの人気鍋 (主婦の友生活シリーズ) の感想

平野さんのル・クルーゼ本に比べて、大判で写真が大きくて綺麗で、美味しそうです。

1つの料理の２頁使っているレシピがいくつかありますが、写真よりももっとレシピを多くして欲しい気がします。

レシピ数は約70。スープ、煮込みものが中心で、炒めものはありません。

蒸し煮が多いですね。ストウブのお鍋はセルフベイスティングが特徴だからでしょうね。

私はお鍋でご飯を炊くのが好きなので、炊飯レシピがもっと充実してたらいいな、というのはちょっと贅沢な希望です。

ご飯ものレシピは8種類。雑穀、玄米、パエリア、鯛めし、豆、栗、リゾット、ベトナム鶏ご飯が載ってます。

野菜を使った料理も多く、野菜好きなら、野菜いっぱいのポトフ、野菜の蒸し煮はぜひ。

かぼちゃのポタージュも裏ごしなしで、お鍋で崩すだけ。

おいもが大好きな人には、さつまいもの蒸し煮バター塩、かぼちゃの蒸し焼きガーリックしょうゆなんかもいいですね。

お菓子は、クルーゼ本でも良く見かける焼きりんご、プリン、コンポートが載ってますが、

バナナケーキもストウブで焼けます。

Staubの鍋のデザインを表すような、
飾り気のない、素材を生かしたシンプルなレシピが
並びます。
鍋の故郷、アルザスの郷土料理から、米の炊き方、
デザート（！）まで、
Staubで出来る料理の基本ラインをざっとさらったレシピ集。
まずは入門編として1冊あると、
この個性的な鍋を初めて使うときには心強いです。
個人的には、人参のバター味噌煮、
レンズ豆の煮込みレシピが大当たり♪
じっくり火を通したい野菜系が美味です。

でも、このStaub、鍋で燻製が出来たり、
他にも使い方のバリエーションが幅広いため、
応用編を期待したいところ。
ルクルーゼでなくStaubを選ぶからには、
お料理にこだわりのある方が多いと思うので・・・

あと、レシピからは全体の調理時間が不明なため、
自分であらかじめ全体を通し読みして逆算しないと
痛い目を見ます（笑）。