レコード・コレクターズ 2013年 08月号 [雑誌] の感想

私はこの雑誌を1988年頃から、今年の始めまで購入ていましたが、もうやめました。理由は内容が時代に合わなくなってきたと思ったからです（洋楽に興味がなくなった訳ではありません）。つまり、後追いで勉強した評論家という人が自分の趣味で当時の時代考慮も関係なく評論しているだけだからです。前回、そして今回の特集の順位も当時の状況を思いおこすと、？な曲が多い。どうせやるなら、購読者にNETかハガキで応募させればよいのに？。それに、これはレコード会社の広告を掲載しているので、しょうがないことですが、今、海外では、Jazz、Classic、Rock、Pops等の音源が、驚くほど安く、Boxものなどで販売されていますが（大手レコード会社のものも）、そういった情報は全く無視状態というのも気に入らないし。日本で紙ジャケ５枚購入すると、￥14,000位ですが、海外ものだと、￥3,000位のBoxで購入できます。勿論、ジャケの質はチープで、解説もない物が多いですが。つまり、そういうことが、結局、立ち読みで十分ということになった理由です。私みたいな人間がいるから、本の文化も音楽の文化もすたれていってしまうような気がするのは分かっていますが、今は時代の流れも考慮しながら、編集もしていかなくてはならないと思います。車雑誌でさえ、安物のアジアンタイヤの特集をしている物もあるのですから。レコードコレクターズさんにも将来を見据えた編集、特集を期待しています。