乃木坂46ファースト写真集「乃木坂派」 の感想

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乃木坂46」というグループの“いいところ”を、カメラマン、エディター、デザイナーが何一つ理解していないのでは？
と思わせる写真集。ダメなところとして、

●アイドルの写真集なのか、AKBの友撮的なものなのか、はっきりしない。
※写真集のコンセプトは理解できるが、それをエディターやデザイナーが理解していないように思う。
●アンダーメンバーがほとんど映っていない。
●Yシャツ+水着の意味がわからない。エロさを出したいのか、それでも乃木坂の清純さをだしたいのか、よくわからない。
（個人的意見だが、乃木坂には「エロさ」は求めていないので、水着はなくてもいい。）

が主なところ。写真集としては★1つだが、特典の生写真『応募者全員』プレゼントが良かったので、その分を追加し、★2とします。
カメラマン、エディター、デザイナーはもう少し「ファンが何を求めているのか」を議論した上で写真集を作って欲しいと思いました。

乃木坂は奇麗なお嬢さんが多く、カメラマンも女性だということで、奇麗な写真が期待できると思って買いました。
ひとつ一つの写真はカメラマンがメンバーの中に入り込んで自然な笑顔を撮っています。
キラキラしていてとても奇麗な写真が多いのですが、いかんせん写真が小さい。
この判型なら1ページ全面写真でせいぜい2縲鰀3人が良い所で、それ以上になると一人一人が小さくなります。
にもかかわらず、大人数の写真が多い上に、縦位置の紙面に上下に空間をたっぷりとって横位置の写真を配したり、
酷いページはそのスペースに4点も写真が入っています。小さな写真をチマチマ並べられても納得できません。
人数が多いからある程度は仕方ないでしょうが、点数を絞りこんでもっとちゃんと見せて欲しかった。
それから人気メンバーに偏り過ぎの編集も残念です。アンダーメンバーなんて顔のアップなんてほとんど無いです。
たまに入っている全く顔の写ってない写真も、写真としては奇麗ですし、アクセントにはいいのかもしれませんが、
アイドルグループの写真集として、他の写真を削ったり小さくしてまで入れる必要があるのか疑問です。
それこそ余白に小さくいれておけばいいのに、それが見開きでサンダルの写真って、編集者の自己満足ですか？
私が買ったのはプロのカメラマンが撮影したアイドルの写真集のはずです。AKBの友撮写真集ではないのです。