オズと秘密の愛 第四の鍵 シアン編 cv.高橋直純 の感想

直純さんの甘えん坊キャラが可愛くて可愛くて、最初はそれだけが楽しくてトラックを進めていたのですが、だんだんとストーリーが進むうちに、心に悲しみを持っているシアンが愛おしくて愛おしくて仕方なくなりました。
甘えん坊で、寂しがり屋で、放っておけない！
なのに、ドキドキするシーンではさすがの直純さんです。エロいです。

泣きのシーンでは、もちろんもらい泣き。最後のトラックでまた大泣き。
涙が止まりませんでした。
いいストーリーです。

オズの世界で属性がヤンデレ、キャラ絵も怖そうなので聴くの怖かったんですが・・・
思いがけず年下キャラで甘えた感じがかわいくてきゅんきゅんしましたｗ
かわいいかまってちゃんヤンデレ。
キャストさんの演技がすごいのか、かわいいキャラでも耳元の囁きとキスシーンはやはり官能のオズです//

オズのファンタジーでコミカル、一方でほの暗く物悲しい世界観はこれまで通りですが、
１〜３巻の３兄弟よりも露骨にひどいことされないので聴きやすかったです。
（決していい子というわけではないのですが）

物語的には、オズの世界と人間について語られたり、ラストの鍵のシーンの描写が今までと少し違ったりで、
ぐっと秘密に近づいてきた気がします。

今回も切ない終わり方になりますが、今までよりも昇華して希望ある幸せな終わり方に感じました。
物語が動いてきた感じがするので、続巻が楽しみです。