ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか (朝日新書) の感想

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参照データ

タイトルソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか (朝日新書)
発売日2014-06-13
製作者香山リカ
販売元朝日新聞出版
JANコード9784022735645
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 心理学 » 心理学入門

購入者の感想

ダヴィンチ・ニュースの記事にこの本の解説に 「SNS上で「プチ正義感」を振りかざす人々が自分自身にはとてつもなく甘いことや、スマホ依存が社会問題になっている一方で社会自体がスマホなしには暮らせない構造になってきている点など、SNSをめぐる矛盾点を突く文章は読み応え充分だ。」

こう書いてあったがこれって著者の香山氏がまさにこの状態ですよ ツイッター上でプチ正義振りかざし桜井誠やネトウヨ相手には宇宙の塵になれだの言いたい放題、お仲間のCRACの不祥事には一切何も見て見ぬふり、ネトウヨは嘘つきだの言いながら自身の虎ノ門ニュースのツイッターの件は嘘つきまくりで最後には逆切れ、まさに自分自身にはとてつもなく甘い状態とはこの事 他人批判する前に自分自身がこの状態になってる事を理解しろって事です 

「ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか」という問いに対しては、まあ、ご自分の胸に手を当てて考えてみたらと言いたいです。

 ツイッター、フェイスブック、LINEなどソーシャルメディア(SNS)の浸透によって社会に何が起こっているか、人と人とのコミュニケーションのあり方がどう変わったかについて論じています。

 序章の一節に「SNSは人と人とをつなげるツールであるどころか、一方的な発言を双方向的なコミュニケーションだとカン違いさせる、世にも気持ち悪い装置なのではないか」とあり、そのSNSの「気持ち悪さ」について考えるとあります。
 もともとこのようなスタンスで全体が貫かれているので、著者はSNSに対しおおむね否定的ではあります。ただ、イヤだから自身は距離を置く(使わない)ということもできないような社会状況に現在はなりつつあり、ここでもう一度SNSのあり方やそれがもたらす新たな社会関係(著作中ではSNSがもたらす社会関係は「一方向的」で「身体性が希薄」な関係とされています)について考え直す必要があるとも述べています。

 本書で取り上げられる事例は、「SNS疲れ」、「サイバーカスケード現象」、「ネット・スマホ依存」、「ネット右翼」などです。どれもSNSの普及・浸透に伴って近年新たに出現した社会現象だと思われます。この他に、なぜネット上では過剰な非難、攻撃があふれるのか、逆に妙に道徳的で正義感の強い言説がなされるのか、などといったことについても言及されています。
 
 「ネット・スマホ依存」については、割かれてる分量が少なく、なぜそうなるのかというメカニズムについてもう少し詳しい説明が欲しいと感じました。ネット・スマホ依存の問題を取り上げた新聞記事の引用が多く、ネット・スマホ依存に関する一般的な解説の域を出ていないようです。精神科医の立場からもう少し踏み込んだ論考があればなおよかったのではと思います。

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