Little Broken Hearts の感想
参照データ
タイトル | Little Broken Hearts |
発売日 | 2012-05-01 |
アーティスト | Norah Jones |
販売元 | Blue Note Records |
JANコード | 5099973154822 |
Disc 1 : | Good Morning Say Goodbye Little Broken Hearts She's 22 Take It Back After The Fall 4 Broken Hearts Travelin' On Out On The Road Happy Pills Miriam All A Dream |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ポップス |
購入者の感想
どうしてもデビューの衝撃からその後の評価が下降気味
これなどボロクソに言う人もいます
確かに最初聴くとこれがノラ・ジョーンズと思うかも
でも何度も聴くうちにこれも間違いなくノラ・ジョーンズと気づきます
ヴォーカルの処理が少し変わったからかもしれませんが、正真正銘のノラ・ジョーンズ
本当にいい味です
これなどボロクソに言う人もいます
確かに最初聴くとこれがノラ・ジョーンズと思うかも
でも何度も聴くうちにこれも間違いなくノラ・ジョーンズと気づきます
ヴォーカルの処理が少し変わったからかもしれませんが、正真正銘のノラ・ジョーンズ
本当にいい味です
ノラのファーストのジャズっぽさとセカンドのカントリーテイストが好きな私にとって、前作の『フォール』、そして近作は最初は???な作品であった。
1回聞いて、よく分らない、どうもピンとこない。ファースト、セカンドにあった新しいのに懐かしいフィーリングといったものが感じられない。せっかくの魅力ある声なのにエコーがかかっていて生かしきれていないし、演奏のオルタナっぽさがいかにも2000年代っぽくて安っぽい。
でも、過去のノラの作品を意図的に意識から外し、初めて接するアーティストのつもりで何回も聞くと味が出てくる。気付くと、はまっている。20代の前半では分らなかった人生の浮き沈みのようなものが、2012年のこの作品からは浮かび上がってくる。これを「暗い」と取るかどうかはその人の好みだろう。ノラと同世代の私には、人生のいまのステージで、接すべき音楽だと感じた。
同じく、同世代SSWのジュエルが、ファーストやセカンドで見せた触れたら壊れてしまいそうな儚さを完全に失い、消えていったのとは対照的だ。ノラ・ジョーンズなら、きっと40代、50代になっても我々を魅了する音楽を作ってくれそうな、そんな実感を持たせるアルバムである。
1回聞いて、よく分らない、どうもピンとこない。ファースト、セカンドにあった新しいのに懐かしいフィーリングといったものが感じられない。せっかくの魅力ある声なのにエコーがかかっていて生かしきれていないし、演奏のオルタナっぽさがいかにも2000年代っぽくて安っぽい。
でも、過去のノラの作品を意図的に意識から外し、初めて接するアーティストのつもりで何回も聞くと味が出てくる。気付くと、はまっている。20代の前半では分らなかった人生の浮き沈みのようなものが、2012年のこの作品からは浮かび上がってくる。これを「暗い」と取るかどうかはその人の好みだろう。ノラと同世代の私には、人生のいまのステージで、接すべき音楽だと感じた。
同じく、同世代SSWのジュエルが、ファーストやセカンドで見せた触れたら壊れてしまいそうな儚さを完全に失い、消えていったのとは対照的だ。ノラ・ジョーンズなら、きっと40代、50代になっても我々を魅了する音楽を作ってくれそうな、そんな実感を持たせるアルバムである。