若者を殺し続けるブラック企業の構造 (角川oneテーマ21) の感想
参照データ
タイトル | 若者を殺し続けるブラック企業の構造 (角川oneテーマ21) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 川村 遼平 |
販売元 | KADOKAWA/角川書店 |
JANコード | 9784041106280 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
posse代表今野さんのブラック企業も読んだのですが、こちらの方が記述がソフトだと思いました。決して、一方的にブラック企業を責める内容ではありません。問題点を冷静に指摘しつつ、そうならざるをえない部分を持っている企業側のことにもきちんと触れています。
私はブラック企業といわれるところが最初の就職先でした。ハローワークで紹介してもらったところです。私も両親も、まさかハローワークがそのような企業を紹介するだなんて、その時は全く知りませんでした。そして、ようやく見つかったところだからということで理不尽さを感じながらもしがみつくしかない正社員の記述がありましたが、そのときのことを思い出しました。
企業側にも事情があるんだということは、他の企業での経験から少しずつわかってきました。けれども、「いやだったらやめればいい」とや「こういう業界だから仕方ない」といったものを少しずつ変えていかないと、いつまでもなくならないと改めてこの本を読んで感じました。一企業では解決できないことがたくさんあるんだということを、改めて読み手に知らせていると思います。
お昼も食べられず、夕方に少しごはんを食べて、深夜まで働き、ようやく見つかった仕事だからといってひたすらこれが社会なんだと思って納得させていたあの頃にあれば・・・。自分の会社に少しでも疑問がある方、こういう業界だから仕方ないと我慢している方、この本を読んでもう一度自分の生き方、働き方、考えてみるとよいと思います。
私はブラック企業といわれるところが最初の就職先でした。ハローワークで紹介してもらったところです。私も両親も、まさかハローワークがそのような企業を紹介するだなんて、その時は全く知りませんでした。そして、ようやく見つかったところだからということで理不尽さを感じながらもしがみつくしかない正社員の記述がありましたが、そのときのことを思い出しました。
企業側にも事情があるんだということは、他の企業での経験から少しずつわかってきました。けれども、「いやだったらやめればいい」とや「こういう業界だから仕方ない」といったものを少しずつ変えていかないと、いつまでもなくならないと改めてこの本を読んで感じました。一企業では解決できないことがたくさんあるんだということを、改めて読み手に知らせていると思います。
お昼も食べられず、夕方に少しごはんを食べて、深夜まで働き、ようやく見つかった仕事だからといってひたすらこれが社会なんだと思って納得させていたあの頃にあれば・・・。自分の会社に少しでも疑問がある方、こういう業界だから仕方ないと我慢している方、この本を読んでもう一度自分の生き方、働き方、考えてみるとよいと思います。