実録!少年院・少年刑務所 の感想
参照データ
タイトル | 実録!少年院・少年刑務所 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 坂本 敏夫 |
販売元 | 二見書房 |
JANコード | 9784576100012 |
カテゴリ | ジャンル別 » 社会・政治 » 社会学 » 社会学概論 |
購入者の感想
この本を私は保護司をしている知人から借りて読んだのだが、保護司の他、子供が鑑別所や少年院、少年刑務所にお世話になりそうな場合は読んでおくと一般の方にとっても勉強になるかもしれない。そもそもこれらの施設はどういうところなのだろうか。そしてその現状は? といったことが書かれている。どうやら私を含め多くの日本人が抱いているイメージとはかなり違うようだ。この本により、コーチングや心理カウンセリングを取り入れた更生の為のプログラム、更生して巣立っていく(或いは施設に出戻りする)少年・少女らの様子など、各施設の実態を知ることが出来る。
少年事件では刑法よりも少年法が優先され不処分となる場合がある等の法律上の問題点に言及、また少年鑑別の専門家(←著者曰く「超一流」)である少年鑑別所の意見や 犯罪捜査の専門家である検察の意見を無視した形の家裁の「寛大な」処分が少年犯罪の増加に大いに関与すると指摘している。
全頁数262のこの本の第4章では約60頁にわたり全国の少年院すべて(53)を外観写真つきで紹介するというかなり専門的な作りの本になっている。ご興味のある方はどうぞ。
少年事件では刑法よりも少年法が優先され不処分となる場合がある等の法律上の問題点に言及、また少年鑑別の専門家(←著者曰く「超一流」)である少年鑑別所の意見や 犯罪捜査の専門家である検察の意見を無視した形の家裁の「寛大な」処分が少年犯罪の増加に大いに関与すると指摘している。
全頁数262のこの本の第4章では約60頁にわたり全国の少年院すべて(53)を外観写真つきで紹介するというかなり専門的な作りの本になっている。ご興味のある方はどうぞ。