コクリコ坂から [Blu-ray] の感想

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参照データ

タイトルコクリコ坂から [Blu-ray]
発売日2012-06-20
監督宮崎吾朗
販売元ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
JANコード4959241713230
カテゴリDVD » ジャンル別 » キッズ・ファミリー » キッズアニメ・映画

購入者の感想

映画館で観て購入しました。
繰り返して観ても飽きないジブリ作品の個人的ベスト5に入ります。
確かに空気感は日本が元気の良かった昭和の真ん中ですし、登場人物達は普通に皆で肩を組んでコーラスする
など平成の時代とは少し様子は異なりますが、そんなことと無関係にキャラクターが生き生きとして可愛い!
小さな子供には無理かもしれませんが、学生さんには十分楽しめる作品だと思います。

酷評の多い映画ですが、私は好きです。

ちょっとした仕草、何気ない横顔
見送る後ろ姿、偶然触れた柔らかさ、
理由なんてともかく、ただ好きになってしまうせつなさ。

そもそも、理屈で恋愛しないですもん。
細かいことはいいんじゃないでしょうか。
正面切って、批判すれば突っ込みどころ満載なのはわかります。
五郎がどうだ、太郎がどうしたって、
いいんじゃないのそんなこと。
小理屈こねる必要ないでしょ。

誰にでもある、若く愚かで背伸びをし始める
そんな時代を想い出させる映画だ。
はるか昔だけどね。いいんです。
とどめに、坂田晃一だもん、泣ける。

 太平洋戦争が終わって18年、日本は焼け跡から奇跡の復活を遂げた。そして、高度経済成長が始まろうとしていた時代に、復活の象徴として、日本は東京オリンピックの開幕を目前に控えていた。人々は古いものはすべて壊し、新しいものだけが素晴らしいと信じていた。煙突から吐き出される煤煙。道路をひしめく車の土埃。
人々でごった返す街。工事や建物の解体作業の騒音。しかし、それでも海は青く、緑は輝き、空は広く、世界は希望に満ちてキラキラと輝いていた。そんな時代に、横浜にあったある高校で、明治に建てられた由緒ある建物をめぐって小さな紛争が起きていた。古いけれど、歴史と思い出のつまった建物。それを取り壊すべきか、保存すべきか。ある高校生の男女が、そんな事件の中で出会い、心を通わせ、助け合って行く。ふたりが見出した日本の“明るい未来”とは、何だったのか。16歳の海と17歳の俊の愛と友情を横糸に、建物をめぐる紛争を縦糸に、この物語は、まっすぐに生きる高校生たちの群像をさわやかに描いてゆく―。
 物語は昭和です。どこか懐かしい風景を感じさせるこの作品。急激なドラマ展開はないですが、僕はこの作品好きです。古いけれど思い出の詰まった建物や愛と友情で揺れ動く心の様子を描いています。

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