江戸川乱歩全集 第2巻 パノラマ島綺譚 (光文社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 江戸川乱歩全集 第2巻 パノラマ島綺譚 (光文社文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 江戸川 乱歩 |
販売元 | 光文社 |
JANコード | 9784334737337 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 全集・選書 » 個人全集 |
購入者の感想
この本に収録されている「パノラマ島奇談」という物語。
死体と自分を入れ替えるシーンなど色々と不気味なシーンが出てきますがなんのことはない、
この話ほんっとに超のつくほどのメルヘンなのです。
少女漫画の美少女が美男子の先輩に憧れるように、整いきった環境の中でこの話は進むのです。
色鮮やかに書かれた「パノラマ島」それはもう乱歩の、いや人間なら誰しもが持っているはずの「陶酔感」「逃避願望」「破壊衝動」などの汚い感情をドロドロと流し込んだ皿なのです。
ストーリーなんか無視しちゃって、感情だけで読んでみたほうが楽しめるんじゃないかなーと思いました。
死体と自分を入れ替えるシーンなど色々と不気味なシーンが出てきますがなんのことはない、
この話ほんっとに超のつくほどのメルヘンなのです。
少女漫画の美少女が美男子の先輩に憧れるように、整いきった環境の中でこの話は進むのです。
色鮮やかに書かれた「パノラマ島」それはもう乱歩の、いや人間なら誰しもが持っているはずの「陶酔感」「逃避願望」「破壊衝動」などの汚い感情をドロドロと流し込んだ皿なのです。
ストーリーなんか無視しちゃって、感情だけで読んでみたほうが楽しめるんじゃないかなーと思いました。