発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー) の感想

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参照データ

タイトル発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)
発売日販売日未定
製作者shizu
販売元講談社
JANコード9784062596848
カテゴリ人文・思想 » 教育学 » 障害児・福祉教育 » 障害児教育

購入者の感想

発達障害当事者(本人)です。大人になってから診断を受け、参考のために読みました。
・注意するときは、「ダメだよ」→「〜しようね」と言いかえる
・できていないときに指摘するのではなく、できているときに褒める
・褒めるときは人と比べたり、嫌味をつけ加えたりしない
など障害のないお子さんの子育てにも応用できる例が満載です。

ただ、随所に出てくる筆者の「うちの子はどうだった、こうだった」「あるがままでと見守るだけではダメ」「あきらめている人には奇跡は起きません」などの体験談は、当事者にとっては少しつらいものを感じます。
「子どもができないことを(親の魔法の言葉かけで)やらせる」という視点にややこだわりすぎているように感じられる面があり、熱心すぎて子どもには息苦しくないでしょうか。
それを読んだ親御さんが必死になって、生活そのものを訓練にしてしまう危険はないでしょうか。

「できないことがたくさんあってもダメじゃないよ」と障害を受け入れて、生活と折り合いをつけていく視点もバランスよくとりいれていただけたら、もっといい作品になるのではと思いました。

4歳の息子が言葉が遅いので購入しました。以前は、息子に質問をすると何でも「はい」としか返事をせず、どっちがいいと聞いても答えられません。会話にならないので、どう話しかけていいのやらずっと悩んでいました。
本を読んでできるところから実践して3か月、「車、走っているね。」「たぬき(置物)いるね。」などの状態を説明することができるようになりました。簡単な選択もできることもあり、会話の芽が出てきているように感じます。
本人も分かる言葉が増えてきてパニックになる頻度も減り少し落ち着いてきました。
自分の要求(主におやつ)も出てきて、我慢させることも出てきましたが要求がでたことが嬉しいです。
本の言葉かけを忘れがちですが、それでも効果がでてきたことに感謝です。

目も合わさない息子、一方、保育士さんと手遊びをする同い年のお子さん…。スーパーでは、床に寝転がったり、走り回ったり、と買い物にもならない…。でも、私の働きかけで変わってくるんだ、私にもまだ出来ることがある!! それを教えてくれる大切な大切な一冊です。

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講談社から発売されたshizuの発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ (健康ライブラリー)(JAN:9784062596848)の感想と評価
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