筋肉少女帯自伝 の感想

アマゾンで購入する

参照データ

タイトル筋肉少女帯自伝
発売日販売日未定
製作者大槻 ケンヂ
販売元K&Bパブリッシャーズ
JANコード9784902800074
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

 この本は、359ページにも及ぶ分厚い本で、現在の筋少のメンバー4人、1人約80ページに及ぶ回想録からなった、まさに筋少の、いや彼らのバンド人生を年度別に語ったものです。

 特にオーケン以外のメンバー、橘高、内田、本城さんの本音は殆ど表に出た事が無かった、ましてこれだけ長い記事なんて今後出ないと思われるので、そういう観点からも貴重です。

 また、オーケンに関しても単行本は多く出版され、その人となりは理解されている方も多いと思いますが、意外にも筋少についてはどの単行本でも殆ど語っていません。(まあ大分嫌だった様ですから・・)
 故にオーケンの筋少に関する“本音”はこの本にしか載っていません。
 そういう点からもこの本は貴重です。個人的におすすめなのは橘高さんの話です。“血”の話はあまりにもディープです。彼のギターが何故“泣き”のギター(私はそれが好きで筋少を聞いている)なのか納得させられました。

 それと、ふと思ったのが、オーケンと橘高さんは主観的に、内田さんはすごく客観的に、本城さんはその中間で筋少を語っています。

 文章まで自分の楽器と全く同じアプローチになるんだという所は、面白いなと思いました。

 あと三柴さんと太田さんの話も少しでいいから載せて欲しかったですね。残念・・。

 こういうマニア本はあまり印刷されないでしょうから、迷ってる方、ファンの方は廃刊になる前にお早めに・・

あなたの感想と評価

コメント欄

関連商品の価格と中古

筋肉少女帯自伝

アマゾンで購入する
K&Bパブリッシャーズから発売された大槻 ケンヂの筋肉少女帯自伝(JAN:9784902800074)の感想と評価
2017 - copyright© みんこみゅ - アマゾン商品の感想と評価 all rights reserved.