ワークルールの基礎―しっかりわかる労働法 の感想
参照データ
タイトル | ワークルールの基礎―しっかりわかる労働法 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 道幸 哲也 |
販売元 | 旬報社 |
JANコード | 9784845111404 |
カテゴリ | 社会・政治 » 法律 » ビジネスの法律 » 労働法 |
購入者の感想
法律とは何か?から始まって法的思考とはどういうものかということを解説している。起こるであろうさまざまな労働問題を著者に依頼者が質問しているような形式で作られている。しかし、法律の素養のない人には難解な部分が多く、かといって法学部労働法講義のテキストとしては記載が甘すぎで使えないどっちつかずなテキスト。ただ、巻末には必要な条文が掲載されている点はいちいち分厚い六法を持ち歩く手間が省け良い。
労働法研究者としては少数派の労働組合法の先生で、著者が専門としてたのも労働組合法の中でも不当労働行為(労組に入っているの労働者が不当な扱いを受けた時どう対処するかという論点)というマイナーな分野だし、長く労働委員会(労組が使用者に不当な扱いを受けた時に訴える機関)の委員を務めていたためか、著者の「とにかく労組に入ろう」的が記載が多いのも気になる。
労働法研究者としては少数派の労働組合法の先生で、著者が専門としてたのも労働組合法の中でも不当労働行為(労組に入っているの労働者が不当な扱いを受けた時どう対処するかという論点)というマイナーな分野だし、長く労働委員会(労組が使用者に不当な扱いを受けた時に訴える機関)の委員を務めていたためか、著者の「とにかく労組に入ろう」的が記載が多いのも気になる。