茶道美人 の感想

裏千家でお稽古を五年程続けています。

しかし最近、なぜお茶をするのか分からなくなっていました。
窮屈だし、お茶会では正客を譲りあってなかなか決まらなかったり、お作法が絶対みたいな空気だったり、定型な会話。
でも本書を読んで、その形の中で、無限に広がる可能性があるのだと気づきました。

著書の方はまだ30歳とお若いのに、茶道のエッセンスをギュっとわかりやすくまとめてくださり、感心しました。
宗旦のエピソードは、非常に面白かったです。