イノベーションと競争優位 コモディティ化するデジタル機器 の感想
参照データ
タイトル | イノベーションと競争優位 コモディティ化するデジタル機器 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 榊原 清則 |
販売元 | NTT出版 |
JANコード | 9784757121829 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ノンフィクション » ビジネス・経済 |
購入者の感想
批判を承知で。
経営学の世界ではコモディティ化を扱った研究がブームのようです。急激な価格下落の要因を
なんとか解明しようということなのでしょうが、この本もそうですが結局同じ領域の研究者=
ものづくり研究者による研究のため、問題の本質に十分迫り切れていません。
コモディティ化の問題は製品開発組織の問題や、技術論だけでは解決できません。むしろマー
ケティングや消費行動、社会学など幅広い分野からのアプローチが不可欠であり、そのような
多様な視点からの議論を含まない限りわかったような気になるだけで、結局は実務では役に立
たないように思います。
また執筆者のレベルに違いありすぎるのも、この本の問題点のように思います。オムニバス本
にはありがちですが。
経営学の世界ではコモディティ化を扱った研究がブームのようです。急激な価格下落の要因を
なんとか解明しようということなのでしょうが、この本もそうですが結局同じ領域の研究者=
ものづくり研究者による研究のため、問題の本質に十分迫り切れていません。
コモディティ化の問題は製品開発組織の問題や、技術論だけでは解決できません。むしろマー
ケティングや消費行動、社会学など幅広い分野からのアプローチが不可欠であり、そのような
多様な視点からの議論を含まない限りわかったような気になるだけで、結局は実務では役に立
たないように思います。
また執筆者のレベルに違いありすぎるのも、この本の問題点のように思います。オムニバス本
にはありがちですが。