現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける! の感想
参照データ
タイトル | 現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける! |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 東大ケーススタディ研究会 |
販売元 | 東洋経済新報社 |
JANコード | 9784492556542 |
カテゴリ | ジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門 |
購入者の感想
フェルミ推定について、基本的内容を整理したいと考え購入しました。
【良かった点】
・基本体系・解答作成プロセスを筆者なりにまとめており、それに基づく例題・演習問題があるため、頭の整理に役立った。
・筆者はフェルミ推定に関する本を読み、その内容をまとめて本書を作成しています(当然ですが)。何故本書のようにまとまったのか、筆者が読んできた本を逆に読むことで、さらに理解が深まった。(本書内で紹介しています。)
【気になった点】
・本書で出てくるアプローチ設定やモデル化では、「それで良いのか?」と思える点がたまにありました。しかし、筆者が必ずしも間違っている訳でもなく、私が間違っているという訳でもなく、批判的に読むというスタンスで読めば、それはそれで良い頭の体操になるかもしれません。
・主にビジネス系の問題を扱っていますが、市場規模の「増減」といった問題は扱っていません。扱っているのは主に、
1~はいくつあるか →ストック問題(というらしい)
2~の市場規模・売上・販売数等の推定 →フロー問題(というらしい)
です。「増減」問題はフロー問題の応用とのことですが、この問についても本書に含めて欲しかったと思います。
【お勧めしたい方】
・「フェルミ推定」について知りたい方
・外資コンサル等の就職を考えている就活生
・私のようにフェルミ推定に関する知識を基本レベルから整理したい方
星4つにしましたが、初学者にとっては☆5つ、ある程度のフェルミ推定に関する知識がある方にとっては☆3でしょうか。
購入者のレベルによって評価が別れる本かと思いますが、私は買って損はなかったと思います。
【良かった点】
・基本体系・解答作成プロセスを筆者なりにまとめており、それに基づく例題・演習問題があるため、頭の整理に役立った。
・筆者はフェルミ推定に関する本を読み、その内容をまとめて本書を作成しています(当然ですが)。何故本書のようにまとまったのか、筆者が読んできた本を逆に読むことで、さらに理解が深まった。(本書内で紹介しています。)
【気になった点】
・本書で出てくるアプローチ設定やモデル化では、「それで良いのか?」と思える点がたまにありました。しかし、筆者が必ずしも間違っている訳でもなく、私が間違っているという訳でもなく、批判的に読むというスタンスで読めば、それはそれで良い頭の体操になるかもしれません。
・主にビジネス系の問題を扱っていますが、市場規模の「増減」といった問題は扱っていません。扱っているのは主に、
1~はいくつあるか →ストック問題(というらしい)
2~の市場規模・売上・販売数等の推定 →フロー問題(というらしい)
です。「増減」問題はフロー問題の応用とのことですが、この問についても本書に含めて欲しかったと思います。
【お勧めしたい方】
・「フェルミ推定」について知りたい方
・外資コンサル等の就職を考えている就活生
・私のようにフェルミ推定に関する知識を基本レベルから整理したい方
星4つにしましたが、初学者にとっては☆5つ、ある程度のフェルミ推定に関する知識がある方にとっては☆3でしょうか。
購入者のレベルによって評価が別れる本かと思いますが、私は買って損はなかったと思います。
いかにも学生らしい、フェルミ推定の「受験用学習参考書・問題集」です。
科学系以外のまとまった問題集を探していたので、ちょうど良かったです。
解説も丁寧に書かれていて参考になります。
ただ、そもそもフェルミ推定はパターン化を除外し、柔軟な頭で考えることが
重要であるはずです。
このように「公式」にあてはめて回答を出す方法は、入社試験では有効でしょ
うが、フェルミ推定が目指しているものと矛盾するような気もします。
科学系以外のまとまった問題集を探していたので、ちょうど良かったです。
解説も丁寧に書かれていて参考になります。
ただ、そもそもフェルミ推定はパターン化を除外し、柔軟な頭で考えることが
重要であるはずです。
このように「公式」にあてはめて回答を出す方法は、入社試験では有効でしょ
うが、フェルミ推定が目指しているものと矛盾するような気もします。
いわゆる「ケース問題」を解くためにはフェルミ推定の基礎が欠かせませんが、その基礎体力作りに役立つ本です。6パターンの基本問題を数十問、しっかり手で解き身に付けられれば本書はお役御免といった所でしょう。
ただし本書は純粋なフェルミ推定の問題集ですので、やや複雑な「ケース」に取り組むためには別の本、或いは身近に自分でどんどん問題を自作していく事が必要でしょう。
ただし本書は純粋なフェルミ推定の問題集ですので、やや複雑な「ケース」に取り組むためには別の本、或いは身近に自分でどんどん問題を自作していく事が必要でしょう。