難攻不落三国伝 ~蜀と時の銅雀~ - 3DS の感想

【ゲーム性】
ゲームとしては詰まる箇所があまりなくポンポン進められる印象がありました。レベル上げや装備と言ったものでプレイヤー自身で縛りを入れればいくらでも難易度調整出来ると思います。
ステージは全３２面+エキストラ１０面です。ボリュームは結構あると思います。おまけのサブストーリーは鑑賞のみです。

【ストーリー】
最高。タワーディフェンスというゲームをやるというよりは、サウンドノベルのおまけにタワーディフェンスのゲーム部分があると言っても過言ではない感じでした。
おまけのサブストーリーも本編キャラを際立たせる感じで楽しめるものがありました。
三国志を知らない人でも知っている人でも楽しめる内容だと思います。私はワクワクが止まらなくて一日中このゲームをやってました。
ゲームをやり終えてから三国志を調べてみると「あぁ、そういうことか！」という発見もあり、二次的な楽しみも出てきます。

【価格】
今でこそＤＬ版１０００円で発売されていますが、フルプライス５０００円以上だと少し厳しいかなという印象。
１０００円以下であれば長編小説を数冊買ったり映画館で映画を見ることを考えれば安い買い物だと思います。
パッケージ版も私が買ったのは１０００円以下と値下がりした頃でしたが、良い買い物だったと思います。

【その他ＤＬ版】
本作は蜀編でしたが、「魏編」と「呉編」が各５００円であります。
タワーディフェンスを少し触りたいという程度でしたらこの２つの内１つをやれば良いとは思います。
ただ、本作はストーリーが肝なので、本作をやってからでないとストーリーは入って来ないし、難易度もステージ構成が本編１０面、エキストラ１０面という内容。短くした分難易度も経験値不足からレベルアップに時間を要するか、頭を使って攻略する必要がありました。
ストーリー部分は本作と重複している部分がかなりあり、おまけ程度と考えた方が良いです。他国視点で本当に少し掘り下げた程度なので本作のみの購入でも良かったかなと思いました。

【ここが気になる】