白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫) の感想
参照データ
タイトル | 白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫) |
発売日 | 2019-10-12 |
製作者 | 小野 不由美 |
販売元 | 新潮社 |
JANコード | 9784101240633 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » SF・ホラー・ファンタジー |
購入者の感想
追記:今迄の十二国記は長くても上下巻。
四巻構成の此の二巻は実質の話が進んで無くとも、この先の為に必要な巻なのだと思う。
後半に物語が一気に加速するのは今迄もそうだったから。祥瓊と鈴の言葉を借りるなら、
「ー信じてお待ち。決してあなたたちに悪いようにはしないから」ということであろう。
そう、物語は紡がれているー
角を失いあのあどけなさも過酷な運命に奪われ、慈悲深き麒麟の本性から遠ざかる泰麒
冒頭から登場する驍宗を連想させる人物の生死
第二巻を纏めれば此の程度で収まる
だがこのとてつもない満足感は、十二国記だ
四巻から構成される本作は、今迄よりも歴史大作に感じるような重厚さが在る
一月待たずとも続きが読める幸せ
物語の終焉をこの手で早く迎えたい
四巻構成の此の二巻は実質の話が進んで無くとも、この先の為に必要な巻なのだと思う。
後半に物語が一気に加速するのは今迄もそうだったから。祥瓊と鈴の言葉を借りるなら、
「ー信じてお待ち。決してあなたたちに悪いようにはしないから」ということであろう。
そう、物語は紡がれているー
角を失いあのあどけなさも過酷な運命に奪われ、慈悲深き麒麟の本性から遠ざかる泰麒
冒頭から登場する驍宗を連想させる人物の生死
第二巻を纏めれば此の程度で収まる
だがこのとてつもない満足感は、十二国記だ
四巻から構成される本作は、今迄よりも歴史大作に感じるような重厚さが在る
一月待たずとも続きが読める幸せ
物語の終焉をこの手で早く迎えたい